📌 目次
はじめに
こんにちは、Burdonです。長期の「ほったらかし投資」が米国株で通用しなくなりつつあるという報道が増えています。
S&P500は2024年に入り大幅調整、米国の投資家ですら「米国株だけでは不安」と考え始めています。
本記事では、S&P500の調整局面と金ETFへの資金流入、FOMCの最新動向を踏まえ、今後の投資戦略を考えていきます。
概要
1. S&P500の下落と市場の変化
2024年のS&P500は年初から-4%の下落を記録し、調整局面に突入しました。
- 最高値からの下落幅は約10%に達し、調整局面入りが確定。
- 特にマグニフィセント7(Apple、Microsoft、Amazonなど)の下落が顕著。
- セクター別でも全11セクターがマイナスとなり、全面安の展開。
米国株の一極集中リスクが浮き彫りになってきています。
2. 金ETFへの資金流入
一方で、投資家は金へ資金を移しており、金ETFの流入額が大幅に増加しています。
- 2024年2月時点で50億ドル超の資金流入。
- 3月だけでさらに10億ドルが流入し、過去最高水準に。
- 金価格は過去最高値(1トロイオンス = 3,000ドル)を更新。
これにより、機関投資家のリスク回避姿勢が顕著になってきています。
金やコモディティへの投資を検討される方には、CFD取引も選択肢の一つです。
3. FOMCと金利の影響
3月のFOMCでは、金利の見通しは据え置きとなりましたが、景気の先行き不透明感が増しています。
- 2025年末の政策金利見通しは3.9%、2026年末は3.4%。
- インフレ率の見通しは2.5% → 2.8%へと引き上げ。
- トランプ大統領の関税政策がインフレに与える影響が不透明。
FRBも「景気の見通しは不透明」と繰り返しており、株式市場の不安材料となっています。
まとめ
投資環境の変化を整理
- S&P500は調整局面入りし、全面安の展開。
- 金ETFへの資金流入が急増し、リスク回避姿勢が強まる。
- FOMCは金利据え置きだが、景気の不透明感が払拭されず。
今後の投資戦略
今後の市場環境を考慮し、以下の投資戦略をおすすめします。
- 分散投資を強化: 米国株だけでなく、金や新興国株式なども検討。
- 定期購入(ドルコスト平均法): 調整局面のリスクを分散するため、定期的に購入。
- リスクヘッジの意識: 債券やコモディティをポートフォリオに組み込む。
おわりに
「ほったらかし投資」で米国株だけに集中するリスクが高まっています。
私自身も、今後の市場を注視しながら、適切な分散投資を意識した戦略を取り続けます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!







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