📌 目次
- はじめに
- 「安く買えるから低迷した方がいい」という幻想
- 理想は“緩やかに右肩上がり”の世界
- 短期的な“押し目買い”を狙う危険性
- 非課税枠を埋めることがゴールではない
- 投資家として“続けられる環境”を自分で整える
- まとめ
- おわりに
はじめに
こんにちは、Burdonです。今回はSNSで話題になっていた「5年間株価が低迷していた方が理想的だ」という意見について、自分なりの視点から掘り下げてみたいと思います。
この考え方、一見理屈が通っているように見えますが、私は理想的な投資環境とはまったく逆だと感じています。長期投資家として大切にしたい価値観とは何なのか、一緒に見ていきましょう。
「安く買えるから低迷した方がいい」という幻想
よくある主張として、「株価が5年間安く停滞していれば、非課税枠で多くの株式を仕込める」という考え方があります。確かに理論上は正しく、ドルコスト平均法の観点でもメリットがあるように思えます。
しかし、実際にその5年間を耐え続けられるかが問題です。特に投資初心者にとって、5年間成果が出ない状態に耐えるのは、メンタル的に相当きつい。
投資を継続できなければ、どんなに合理的な理論も意味を持ちません。行動を止めてしまうような戦略は“理想”とは言えないと私は考えています。
理想は“緩やかに右肩上がり”の世界
理想の投資環境とは、波を打たずに毎年7%程度で安定して成長していく世界です。いわば「定期預金で7%利回りが得られるような世界」が理想であり、株価がわざわざ下がる必要などないのです。
現実にはそんな商品は存在しませんが、目指すべき投資行動は明確です。リスクを抑えて、なるべく波を小さく、長く投資を続けること。つまり、低迷を歓迎する必要は一切ないのです。
短期的な“押し目買い”を狙う危険性
よく「押し目を待って買いたい」という人がいますが、それもタイミングがズレれば永遠に買えないという事態になります。
しかも、5年もの間ずっと停滞している状況というのは、世界経済的にも相当な異常事態のはずです。むしろその時期に本当に投資を続けられる人はごく少数。
だからこそ私は、「安くなったら買いたい」という考えではなく、今できる金額を淡々と積み立てるという行動の方がずっと健全だと信じています。
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非課税枠を埋めることがゴールではない
新NISA制度の拡充によって「1800万円の枠を埋めるのが目標」だと捉えている人も多いですが、それはあくまで道具であって目的ではないです。
大切なのは、自分のライフプランを実現するために必要な資産を、リスクを抑えながら形成していくこと。非課税枠は便利な“枠”に過ぎず、それを使い切ることに執着する必要はまったくありません。
投資家として“続けられる環境”を自分で整える
理想的な投資というのは、市場から脱落せずに、長く投資を続けられる環境をつくることです。これは精神的にも物理的にも整えていく必要があります。
積立投資や分散投資は、そのための仕組みの1つですし、極端な目標や期待に踊らされないことも大切です。投資とは人生を豊かにする手段であり、その過程で心をすり減らすようでは本末転倒です。
まとめ
- “5年間低迷した方が理想”という考え方は、理論的でも現実的ではない
- 理想の投資環境は、波の少ない右肩上がりの成長
- 淡々と積立を継続できる仕組みを自分の中に作ることが重要
- 非課税枠は目的ではなく、人生設計を支えるための“道具”
投資とは手段であり、目的は人生を豊かにすること。そのために必要なのは、精神的にも継続可能な投資設計です。
おわりに
今回のテーマは、多くの人が一度は考えたことのある「安く仕込みたい心理」に対して、改めて本質を問い直す内容でした。
私自身も、理屈に惹かれてしまいそうになるときがあります。でもやっぱり、投資は続けた者勝ち。長く続けるには、自分が安心できるリズムと仕組みが何より大切だと再認識しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。







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