はじめに
こんにちは、Burdonです。今回は「退職金をいくら投資すればいいのか?」という永遠のテーマについて、私自身の視点でしっかり解説していきたいと思います。
結論から言うと、金額の「正解」はありません。ただし、その根拠を持つための「ファイナンシャルプラン」こそが重要です。これがない限り、どんな金額であっても適切とは言い切れません。
ファイナンシャルプランが全ての出発点
どれくらい投資するべきかという質問は、実は投資の前に考えるべき話です。自分が老後に必要とする金額、それに対してどれくらい足りないのか。この差額が投資の根拠になります。
つまり、収入・支出・必要資金・投資可能期間をすべて把握することが前提条件です。これを無視して「300万円だけ投資してみよう」といった判断は、ギャンブルに近いとすら感じます。
老後設計に必要な5つのステップ
今回紹介されていた内容をもとに、以下の5ステップで整理すると、投資額の妥当性が見えてきます。
- 生活レベル(支出)を見直す
- 投資期間を確保する
- 退職時期を繰り下げる
- 支出を先送りする
- 優先順位をつけて諦めるものを決める
この流れを経て、「このくらいの投資が必要」「このくらいなら余剰金がある」といった形で、明確な金額の目安が出てきます。
投資には“期間”が何よりも大切
誤解されがちですが、投資には資金力よりも期間の確保が重要です。10年以上の運用期間がなければ、安定したリターンは期待しづらくなります。
私も、60歳の時点で投資をするなら75歳以降に使うお金を対象にするべきと考えています。それまでは、投資以外の手段も検討が必要です。
資産を整理するためのチェック項目
- 退職後の収入(年金、企業年金、保険)
- 生活支出と将来必要になる大型支出(リフォーム、旅行など)
- 医療・介護費として1人あたり500〜1000万円の備え
- 現在の資産・投資信託・NISA・iDeCoなどの積立額
これらを整理したうえで「足りない分」を投資で補うという考え方が最も理にかなっています。
リタイア前にこそやっておきたい無料相談
ここまで読まれた方にはもうお分かりかと思いますが、老後設計や投資判断において「プロの意見」はとても重要です。私も過去に相談したことで、かなり視界が晴れました。
まとめ
- 退職金をいくら投資するかは「ファイナンシャルプラン」次第
- 収入・支出・必要額・期間を整理しよう
- 最低でも10年以上の投資期間を確保すべき
- 生活レベルの見直し、支出の先送り、リタイア時期の調整も重要
- プロへの無料相談は大きな助けになる
一見すると難しそうに見えるかもしれませんが、ひとつずつ書き出していくことで道は見えてきます。
おわりに
今回の内容を振り返って、自分自身の老後について改めて真剣に向き合いたいと強く感じました。
人生100年時代。先を見越した行動が、きっと未来を支えてくれるはずです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。







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