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松井証券

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はじめに

こんにちは、Burdonです。今週もまた激動の暗号資産市場。中でもXRP(リップル)に注目が集まっています。直近ではテクニカル的に非常に重要な局面を迎えており、価格が跳ね上がるのか、それとも一時的な下落に向かうのかが議論されています。加えて、トランプ政権による関税政策やSECとの係争など、マクロな要因も複雑に絡み合っています。今回は、XRPの現在地と今後の戦略について、私なりの視点で読み解いていきます。

価格が触れている「トレンドの天井」

ここ数日で、XRPは重要なトレンドラインに再び接近しました。チャート上では「タッチしては下落する」というパターンが数回続いており、今回も同じ動きを繰り返すのか、それともトレンドラインを力強く突破するのかがポイントです。

このタイミングで多くの投資家が注目しているのが、「次の上昇トレンド(レッグアップ)」の始まりかどうかという点。突破が確認されれば、短期的な反発ではなく、新たな上昇フェーズの幕開けとなる可能性もあります。

関税と米中関係がXRPに与える影響

今回の値動きに関しては、XRPそのものの問題ではなく、トランプ政権による関税政策の影響が大きく反映されていると私は見ています。実際、130ヵ国以上がアメリカとの通商交渉を進めており、特に中国との関係性が価格に影響しているようです。

トランプ氏はスマートフォンやチップなどの製品について、関税の免除措置を発表しました。これは一見好材料のように見えますが、企業側からは「関税で事業が圧迫されている」との声も上がっており、今後の発言や対応によって市場が再び揺れる可能性も否定できません。

テクニカル分析と心理的な節目

現状のチャートを見ると、XRPは220〜226円のレンジで推移しており、ここが直近の「天井圏」として機能しています。もしこの価格帯を突破できれば、次に目指すのは250円台。そして、このラインが崩れれば再び下落トレンドに転じることもあり得ます。

一部の投資家は「1円まで落ちろ」といった極端な見方をしていますが、私はあくまでも構造的なチャート分析を重視しています。心理的に「もう買えない」と思われたときこそ、市場は逆に動く──この逆張り的視点が非常に重要です。

RippleとSEC訴訟の最新動向

ファンダメンタルズの面でも良いニュースが続いています。SECとの係争に関しては、Rippleに有利な展開が進んでおり、一部では和解が近いとの見方も出ています。

加えて、XRPのETF化を巡る動きも加速。複数のETF申請が進行中であり、実現すれば機関投資家の参入が本格化することが予想されます。つまり、今は静かでも、価格上昇のための「地ならし」は確実に進んでいるのです。

まとめ

  • XRPはテクニカル的に重要な節目に到達。突破すれば250円台も視野
  • 下落要因はRippleではなく、米中通商関係と関税政策に起因
  • SEC訴訟はRippleに有利な方向へ進行中
  • XRPのETF化が進めば、価格の上昇余地はさらに広がる
  • 長期目線での保有を前提とした戦略が効果的

おわりに

今回の内容を通して、XRPを取り巻く環境は「不安定」ではあるものの、確実に前進していることを感じました。特にトランプ政権の対応や国際情勢が価格に影響を与える中、私たち投資家ができるのは、冷静に構造とトレンドを見極めることだと再確認しました。

これからも相場を読む上で重要な情報を、自分なりの視点でお届けしていきます。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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