📌 目次
はじめに
こんにちは、Burdonです。ここ最近、金価格の高騰やアメリカのインフレ懸念、円高への転換など、マーケットの空気が変わり始めています。そんな中、資産を守るにはどうしたら良いのかという疑問に対して、私は改めてウォーレン・バフェット氏の動向に注目しました。
特に印象的だったのが、彼が「オキシデンタル・ペトロリウム(OXY)」という資源株に再び追加投資したという報道。その背景にある考え方を探ることで、私たちが今後取るべき戦略が見えてくる気がしたのです。
インフレ時代の教訓──70年代の繰り返し
1970年代のアメリカでは、オイルショックや金利急騰によりインフレと金価格高騰が同時に発生しました。金は7年間で10倍にもなったという事例があります。今の世界もまた、戦争・資源高・物価高・通貨不安などの要素が複雑に絡んでいます。
つまり、私たちは歴史から学ぶべきフェーズに来ているのではないでしょうか。
バフェットがOXYに注目した理由
バフェット氏が最近買い増したのが、石油・ガス関連のオキシデンタル・ペトロリウム(OXY)。これは単なるエネルギー株というだけではありません。インフレが進行する中で、コモディティ価格と連動して利益を生む資産に着目しているのです。
バフェットの基本哲学は「実体があり、収益を生む企業」への投資。金そのものではなく、それを採掘し、販売して収益化する企業こそが、彼の真骨頂なのです。
金価格はピークか?積立と分散のすすめ
金価格はすでに高値圏にあります。ここで一括購入するのはリスクが高いと考えます。むしろ、時間分散による積立や、金鉱株・資源株といった収益を伴う選択肢の方が現実的です。
また、不動産や外貨建て債券、インフラファンドのような収益資産も検討に値します。
資産防衛の要は「働く資産」
私自身も、金利を生まない「眠った資産」より、インフレ時代に強い「働く資産」に意識を移しています。たとえば、資源・エネルギー株、インフラREIT、また安定的な賃貸収益を生む不動産です。
未来を読むのが難しい時代だからこそ、利益構造を持つ資産が防衛の中心になります。
まとめ
- 1970年代の歴史はインフレ時代のヒントになる
- バフェットは収益性のある資源株で備えを固めている
- 金価格は高値圏、今からの買いは積立や分散で
- 「働いてくれる資産」を意識した防衛戦略が有効
- 実物資産・収益資産を活用した多角的な備えを
おわりに
金が高い、株も不安、不動産も動きづらい──そんな時代だからこそ、今ある情報をどう読むかが問われている気がします。私はバフェットのように、実体のある収益資産に目を向けていくことで、インフレに立ち向かいたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう!







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