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はじめに

こんにちは、Burdonです。不動産に関わる仕事柄、よく相談を受けるのが「マンションを買うなら何階がいいですか?」という質問です。立地や築年数に目が行きがちですが、実は階数によって価格や資産価値が大きく変わることをご存じでしょうか。今回は、その「階数ごとの特徴と資産価値の違い」について、実例を交えながら掘り下げてみたいと思います。

価格と資産性の関係──階数が高いほど有利なのか?

基本的に、中古マンションは階が上がるごとに価格も資産価値も上昇する傾向にあります。例えばある物件では、3階が5850万円だったのに対し、14階では7420万円という大きな差がありました。

これは「眺望」「日当たり」「騒音の少なさ」などのメリットが価格に反映されるためです。タワーマンションであればさらに顕著で、最上階は1億円を軽く超えることもあります。

階数ごとのメリットとデメリット

購入する際には単に価格だけでなく、ライフスタイルや快適性も加味すべきです。以下に階数別の特徴をまとめました。

  • 1階:出入りが楽で高齢者や子育て世帯に人気。ただし湿気や防犯面がネック。
  • 2~4階:災害時も移動が容易。価格は抑えめだが日当たりなどの面で劣る。
  • 5~10階:バランスがよく、眺望とアクセス性の中間層。虫も入りにくく快適。
  • 11階以上:開放感と資産性が魅力。ただし価格は高めで、災害時の移動に難あり。

タワマンになると、共用施設やステータス性の高さも相まって資産性の維持力が高く、投資的視点でも選ばれることが多いです。

資産価値のカギは「需要」と「需要を感じる魅力」

売却時に重要となるのが他人から見て魅力的かどうかです。例えば南向き・角部屋・高層階といった条件が揃うと、査定額にも顕著に差が出ます。

不動産会社が査定を行う際には「取引事例比較方式」が主に使われ、階数や向きによるポイント加点で価格が決まっていきます。

したがって「将来売ること」も視野に入れるなら、資産価値の高い中~高層階がおすすめです。

新築と中古で異なる価値のつき方

新築の場合、「プレミアム階数」として上層階に価格差が設けられます。一方で中古になると実需=住みやすさが重視される傾向に。

中古市場では部屋のコンディションや管理状態が大きく影響するので、同じ階数でも築年数や周辺環境次第で価格は前後します。

資産運用目線で見たおすすめ戦略

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まとめ

  • 階数が高いほど価格と資産性が上がる傾向がある
  • ライフスタイルに合った階層を選ぶことが大切
  • 将来の売却を考えるなら「需要が高い階層」を
  • 角部屋・南向き・高層階は資産性が高く評価される
  • マンションの規模や立地によっても差が生じる

おわりに

今回のテーマは私自身も非常に興味深く、実際に購入を検討する際の視点としてもとても参考になりました。住まい選びは、日常の快適さと資産性の両方を意識する必要があると改めて感じました。

次回も実践に役立つ視点から、資産を守り育てる情報をお届けしていきます。最後までお読みいただきありがとうございました。



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