はじめに
こんにちは、Burdonです。最近、証券会社の不正アクセス被害が相次ぎ、私自身も他人事ではないと痛感しました。SBI証券や楽天証券など大手でさえ被害を受け、しかも数千万円単位の損失が報告されているのです。この記事では、私が調べ、実際に設定した具体的なセキュリティ対策をわかりやすくお届けします。
不正アクセスの現状とその深刻さ
3月以降、証券会社を狙った不正アクセスは急増し、被害総額は約1000億円にものぼると言われています。私が驚いたのは、SBI証券や楽天証券などの大手でも被害が報告されており、中には8000万円を失った例もあるという点です。自分には関係ないと思いがちですが、資産規模に関係なく狙われるのが現実です。
公式には載っていない4つの必須設定
今回特にお伝えしたいのは、公式サイトには載っていない4つの重要設定です。
- 外国株売買の禁止設定:中国株などの被害が多発しているため、外国株売買を停止する設定が可能です。
- アプリのログイン制限:スマホアプリからのログインを制限し、突破リスクを減らします。
- 出金停止設定:証券口座からの出金をそもそもできなくする設定です。
- 個別株・投資信託の売買停止:積立のみ行っている場合、これでリスクを極限まで抑えられます。
これらは公式問い合わせフォームまたは電話で設定できますが、混雑を覚悟して臨んでください。
基本中の基本:多要素認証とデバイス認証
セキュリティ対策の基盤として、多要素認証(ファイド認証)とデバイス認証は必須です。私も実際に設定しましたが、普段使わない端末からのログイン試行時に認証コードが必要になることで、安心感が格段に増しました。設定自体は数分で完了しますので、絶対にやっておきたいポイントです。
バックアップサイトの問題点と即対応策
SBI証券のバックアップサイトがセキュリティ的に弱く、IDとパスワードだけでログインできてしまうのは大問題です。取引パスワード省略設定がオンになっていないか、必ず確認してください。自衛できるところは、面倒がらずにすべて確認する。それが私たち利用者の責任です。
泣き寝入りを防ぐためにできること
最近の規約改定で、証券会社側に重大な過失がない限り補償対象外になるケースが増えています。だからこそ、やれる対策はすべて実行するしかありません。具体的な設定作業をする時間が取れない方でも、まずは公式サイトでの案内を確認し、必要であれば公式サポートに相談してください。
まとめ
- 証券会社の不正アクセス被害は想像以上に深刻。
- 公式に掲載されていない設定を含め、できる対策はすべて実施する。
- 多要素認証、デバイス認証、バックアップサイト対策は基本中の基本。
- アプリログイン制限や出金制限設定は特に有効。
- 自己防衛こそが最大の武器。
おわりに
私自身も、最初は「大丈夫だろう」と思っていましたが、調べれば調べるほど背筋が寒くなりました。この記事を読んでくださった皆さんが少しでも早く対策に動き、安心して資産運用ができるよう願っています。最後までお読みいただきありがとうございました。







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