はじめに
こんにちは、Burdonです。今回は非常に重要な話をお伝えします。SBI証券・楽天証券ユーザーにとって、資産を守るための必須設定が話題となっています。特に5月31日までに設定を行わないと、ログインや取引ができなくなる恐れがあるため、今すぐの対策が求められています。私自身は楽天証券をメインで利用しており、今回の件をきっかけに急いで設定を見直しました。同じ楽天ユーザーの皆さんの参考になればと思い、整理してまとめました。
証券口座乗っ取り被害の実態
証券口座乗っ取りの被害額はすでに1000億円規模に迫り、複数の手口が報告されています。安値の株を大量保有した犯人が、乗っ取った口座に買いを入れさせて価格をつり上げ、その瞬間に売り抜けるといった価格操作型詐欺が横行しています。フィッシング詐欺、インフォスティーラー、中間者攻撃(AiTM)など複雑な手段が組み合わされており、もはやパスワードだけでは防ぎきれない状況です。
楽天証券の必須設定と強み
楽天証券では2025年6月1日から全チャンネルで多要素認証が必須となります。ウェブ・アプリともに対象で、メールで送られた絵文字を順に選ぶ新方式も導入されました。実際に試したところ、直感的に使いやすく、安心感がありました。
さらに楽天証券は電話一本で全チャンネルの取引一時停止が可能という強みがあります。これは不正利用が疑われる際の強力な武器となります。
SBI証券の必須設定と変更点
SBI証券では5月31日までにデバイス認証(PC用)とFIDO認証(スマホ用)の設定が必須です。これを行わないとログインできなくなります。また、出金時の二要素認証も出金額に関係なく必須化されました。
さらに、使っていない商品口座の閉鎖・停止申請を行うことで被害のリスクを減らすことができます。なお、以前あったバックアップサイトも閉鎖され、ID・パスワードだけでの抜け道が塞がれたのは朗報です。
個人でできるセキュリティ対策
- 使っていない証券口座の解約
- 不要な商品口座(FX、先物等)の閉鎖
- 16桁以上の複雑なパスワードを設定し、パスワード管理ソフトを活用
- ログイン通知やアラート通知をオンにして異常検知体制を構築
私はMacの内蔵機能やGoogle Chromeのパスワードマネージャーを利用していますが、有料の「1Password」も高評価です。セキュリティ対策と併せて、預金でも株でもない、安定資産という新しい選択肢や、生命保険の無料相談サービス【マネードットコム】のようなサービスでリスク分散も検討すると安心感が増します。
まとめ
- 被害額は1000億円規模、手口は巧妙化
- 楽天証券は6月から全チャンネルで多要素認証必須
- SBI証券は5月末までに認証設定が必要
- 個人でもパスワード管理・通知設定・口座整理で防衛力を高めることが可能
おわりに
今回の件で私自身も「セキュリティは後回しにできない」と痛感しました。楽天証券の設定を見直すことで、自分の油断にも気づかされました。この記事が誰かの背中を押すきっかけになれば嬉しく思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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