はじめに
こんにちは、Burdonです。2025年に入り、S&P500がトランプショックで大きく下落しました。こうした局面で「もうやめようか…」と感じる方も多いと思います。でも、過去の暴落を冷静に振り返ってみると、そこには大きなチャンスが隠れていたことが分かります。今回の記事では、私自身の体験と歴史的な相場から「積立を続けるか否か」について考えていきたいと思います。
過去の暴落から学ぶリターンの法則
リーマンショック、コロナショック、そして最近の利上げショック…。どれも当時は世界経済が崩壊するのではないかと不安が広がりましたが、振り返ればすべて回復しています。
たとえば、リーマンショックでは最大57%の下落を記録しましたが、回復までには4年1ヶ月。コロナショックはわずか1ヶ月で暴落が終わり、5ヶ月で回復というスピード感でした。つまり、どの暴落も2年以内に回復の兆しが見え始めていることが多いのです。
積立をやめた人 vs 続けた人
コロナショック時に積立を途中でやめた人と、淡々と続けた人のリターンを比較すると明らかな差が出ています。やめた人は2021年末時点で+16.7%だったのに対し、続けた人は+67%という結果に。2024年のトランプショックも、この構図に似ているように感じています。
この差は、回復局面の「買い増し」ができたかどうかの違いに他なりません。
債券と株式の分散でメンタルを守る
精神的に不安を感じる方には、債券とのハイブリッド運用がおすすめです。例えば以下のような商品がその代表です。
たとえば「まるっと米国」のようなファンドは、株式50%・債券50%という構成で、暴落時にも安定感があります。実際、S&P500が31.7%下落したのに対し、同ファンドは-14.9%に抑えられています。
配当金でメンタル安定
もう一つの対策は高配当株やETFで配当を得ることです。たとえば楽天の「SCHD連動型ETF」などは、暴落時にも配当を維持する設計がされているため、値動きに関係なく「得ている実感」があり、継続しやすくなります。
下落に対して不安を感じる方は、ぜひ以下のような投資信託もチェックしてみてください。
まとめ
- 歴史的に暴落は2年以内に回復しているケースが多い
- 積立を継続した人ほど、回復局面で大きなリターンを得ている
- 株式と債券の分散、もしくは高配当戦略でメンタルも安定
- 長期視点で見れば、今はむしろ買い増しのチャンスとも言える
おわりに
相場が荒れるたびに、「やめようかな」と思うのは誰しも同じです。私もそうでした。しかし、そこを超えたときに得られるのが、最大の果実だと信じています。引き続き、共に学び、備えていきましょう。最後まで読んでいただきありがとうございました。







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