📌 目次
はじめに
こんにちは、Burdonです。今回は特に60代に突入した方々へ向けて、私自身も身に沁みて感じている「下落相場での資産運用の落とし穴」と「今だからこそ取るべき戦略」についてまとめてみました。
退職金や貯蓄があることで選択肢が広がる反面、時間的な余裕は減っている。そんな中で焦って判断ミスをすると、取り返しのつかない損失を生むリスクもあります。今からでも堅実に、そして賢く資産を守るための知恵を一緒に整理していきましょう。
やってはいけない3つの投資行動
1. ハイリスク商品への過剰投資
レバレッジ型のETFやブルベアファンドなど、短期で資産を増やそうとする投資商品に惹かれる方も多いですが、これは60代には極めて危険な選択です。楽天証券の買付ランキングでも60代ユーザーの多くが高レバレッジ商品に投資している現実がありますが、実際の成績はマイナス50%のような大損も珍しくありません。
2. 退職金などを一括で投資
初心者の方が非課税枠だからと一括で360万円などを投資してしまうケースがありますが、暴落局面でメンタルが持たず、損切りに走る可能性が高いです。運用実績のない方ほど、まずは分割投資で経験値を積むことが重要です。
3. 毎月分配型のアクティブファンドに飛びつく
分配金が出る安心感から、毎月分配型のアクティブファンドを選ぶ方が多いですが、手数料が高く、パフォーマンスも低いケースが目立ちます。信託報酬が1.7%以上のファンドを選ぶ前に、インデックスファンドと比較することが大切です。
60代が取るべき資産運用戦略
1. 投資比率を年齢に合わせて調整
資産のうち「100-年齢%」がリスク資産への目安と言われます。つまり、65歳なら35%。ただし、現金比率が十分にある場合は投資比率を少し上げても問題ありません。現金で急な出費に備えつつ、残りを堅実に運用しましょう。
2. インデックスファンドで長期積立
統計的にもアクティブファンドの9割はS&P500に勝てません。コスト面・成績ともに優れたインデックスファンドを毎月積み立てていくのが、結局は最も再現性が高い手法です。
3. 運用しながら取り崩す
定年後に運用資産を一括売却するのではなく、運用しながら計画的に取り崩す方法が現実的です。例えば65歳で2000万円の資産があれば、年利5%運用で毎月約11.6万円を25年間取り崩せます。これにより老後の不安も和らぎます。
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まとめ
- 60代は「増やす」より「守る」が資産運用の基本方針
- 一括投資やレバレッジ商品はリスクが大きすぎる
- インデックスファンドに長期で分散積立が王道
- 現金比率を意識し、生活防衛資金を確保した上で運用
- 取り崩しながら運用することで安心の老後資金戦略を構築
おわりに
年齢を重ねることで得られる知見もありますが、同時に「焦り」や「余裕」が判断を狂わせることもあります。私自身も、運用歴が長くなるほど「守る戦略」の重要性を実感しています。
今日紹介した考え方が、60代以降の資産運用の道しるべになれば幸いです。じっくり、でも確実に資産を守り育てていきましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。
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