📌 目次
はじめに
こんにちは、Burdonです。今回は「定期売却」というテーマについて、3つの方法を比較しながら考察していきます。
長年かけて積み上げてきた資産も、老後には取り崩して使っていく必要があります。その取り崩し方ひとつで、資産の寿命や生活の安定度が大きく変わってきます。
「取り崩し=出口戦略」こそが、資産運用の最終ステージ。その選び方に失敗しないために、実際のシミュレーションを交えながら、どの方法がベストなのかを整理していきます。
定期売却には3つの選択肢がある
現在(2025年4月時点)、楽天証券が提供している以下の3つの方法が主流です:
- 定額売却:毎月同じ金額を現金化
- 定率売却:資産残高の一定割合を現金化
- 期間指定売却:設定した期間内で均等に資産を取り崩す
この3種類、それぞれにメリットと注意点があります。
シミュレーションで見るメリット・デメリット
実際に100万円を運用資産として、各取り崩し方法でシミュレーションを実施してみました。
定額売却では、毎月同じ金額が受け取れるため、生活設計がしやすくなります。ただし、価格が下がっている時期には多くの口数を売却することになるので、資産の消耗スピードが早くなる可能性も。
定率売却は、常に残高の4%などと決まっているため、市場が好調なら多く、悪化すれば少なくなる。資産寿命は一番長くなりますが、毎月の収入が不安定になるのが難点です。
期間指定売却は、例えば30年間など期間を設定して均等に取り崩す方法。金額は市場状況に左右されるものの、最終的には資産を計画的に使い切ることが可能です。
最適な選択は「目的」によって変わる
では結局、どの方法を選ぶべきか?答えは「目的次第」です。
家計を安定させたい方には定額売却が最適。実際、私自身もこちらを選びました。
老後の生活費はある程度固定されていることが多く、安定収入の方が精神的な安心感を得られます。多少の効率を犠牲にしてでも、「生活のしやすさ」を重視した方が失敗は少ないというのが私の持論です。
SBI証券もサービス拡充予定
ちなみに、SBI証券でも今後、定額以外に定率・期間指定の定期売却に対応予定とのこと。NISA枠への対応も予定されています。
現状では楽天証券が一歩リードしていますが、今後は各社ともに選択肢が増えることが期待されます。
まとめ
- 定期売却には「定額」「定率」「期間指定」の3種類がある
- 家計の安定を第一に考えるなら「定額売却」がおすすめ
- 資産寿命を重視するなら「定率売却」が有効
- 計画的に使い切るなら「期間指定売却」が適している
- 目的に応じた方法選びが何より大切
おわりに
長年運用してきた資産を「どのように使うか」は、実は「どのように増やすか」よりも重要かもしれません。
私自身も運用経験を重ねる中で、「安定した生活こそが最良の投資リターン」と強く感じるようになりました。今回の内容が、皆さんの出口戦略のヒントになれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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