はじめに
こんにちは、Burdonです。これまで私は、資産運用においてあまりにもアグレッシブな選択肢は控えるよう意識してきました。特に50代・60代の方にとって、老後資金をリスクの高い手段に投じるのは慎重さが求められるからです。
ですが、ここへ来てビットコインを取り巻く環境が劇的に変化していることから、今回ばかりは真剣に取り上げる価値があると感じました。今日は「0.2BTC=約300万円」をテーマに、現実的な資産シミュレーションをお届けします。
ビットコインを取り巻く最新環境
かつては政府の妨害や税制の不明確さで敬遠されがちだったビットコインですが、ETFの登場により、証券として一定の信頼を獲得しました。さらに、アリゾナ州などが準備金にBTCを導入するなど、国レベルの受容も進んでいます。
発行枚数は2100万枚に限られ、供給制限が明確な点から「デジタルゴールド」と呼ばれる理由がここにあります。スマホ一台に億単位の価値を持ち運べるという点も、資産防衛の観点で魅力です。
現実的な購入単位とプランニング
1BTCが1500万円近い現在、「買えない」と感じる方も多いでしょう。しかし、実際には0.01BTC、あるいは500円からでも購入可能です。
今回は0.2BTC(約300万円)というラインに焦点を当て、年率15%と25%の2つのシナリオで将来の資産をシミュレーションしてみました。
15%成長シナリオの試算
仮に300万円を15%複利で20年運用した場合、約5000万円に到達する計算になります。これは退職後、毎年300万円を取り崩しても十分に持続可能な金額です。
税制が今後「分離課税」に移行する可能性も高く、現時点での20〜30%課税を想定しても、純利益は相当なものです。
25%成長シナリオでの未来像
より攻めた25%シナリオでは、10年後に8500万円、15年後には1億円超えも見込まれます。もちろん、毎年この水準での成長が続く保証はありませんが、BTCの過去の実績からは決して非現実的とは言い切れません。
税制と取引所選びのポイント
購入先は国内取引所を推奨します。税制改正の恩恵を最大限に受けられる点、そして法的保護の面でも安心です。
ビットバンクなどの手数料が安い取引所がおすすめです。
まとめ
- ETFの登場により、ビットコインの信頼性が大きく向上
- 300万円の投資(0.2BTC)で老後資金形成の可能性が広がる
- 年率15〜25%成長を想定した中・長期運用が現実的に
- 税制改正によって、売却時の負担も大幅軽減される見込み
- リスクを抑えた小額投資からスタート可能
おわりに
私はリスクを完全に排除するつもりはありません。ただ、失っても良い金額であれば、夢を見てもいいのではないでしょうか。
もし0.2BTCが老後の自由をもたらしてくれるとしたら──その可能性に乗ってみるのも、資産形成の一つの形だと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。







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