はじめに
こんにちは、Burdonです。今回、個人的に非常に興味深い内容に触れました。それは「NISA投資額が56兆円を突破し、政府の掲げた倍増目標をなんと3年前倒しで達成した」というニュースでした。一見すると大成功に見えるこの数字ですが、実はその裏には新たな課題や投資の実態が隠れていることに気づかされました。今回はその点について、データと私の視点を交えながら考察してみたいと思います。
56兆円突破の意味──政府目標の“数字”だけが先行
政府が掲げたNISA倍増の目標、これは「2028年までに50兆円」というものでした。それがなんと、2024年の時点で56兆円に到達したのです。表面的には大成功です。しかし、講座数の目標である3700万講座には未達成で、現在は2500万講座程度。数字の達成と普及の実態には大きなギャップがあるように思います。
つまり、投資をしている層の中でも「一部の富裕層または積極層」が金額を押し上げているという構造が見えてきます。
投資額のリアル──月5万円積立が“中央値”
データを分析すると、積立投資枠を満額(120万円)使っている人は全体の約20%、成長投資枠では約26%。逆に言えば、約8割の人は自分のペースで積立をしているということです。中央値では、月に約5万円程度が主流となっているようです。
この数字を見て、「周りがたくさん投資しているから自分も…」と焦る必要はありません。大切なのは、自分自身の家計やライフプランに合った金額を見つけることです。
投資先のトレンド──日本株とオルカンの二極化
成長投資枠では日本株が約50%と高く、続いて全世界株式(オルカン)が13.1%。積立投資枠でもオルカンの人気は健在で、36.8%が選択しています。特に驚いたのは、日本株がここまで根強いこと。利回りや配当、優待を目的とする投資家が多いことも影響していそうです。
私自身も最近、日本株の妙味を感じています。特に円安環境下では、国内企業の実力が際立つ場面も多くなってきました。
投資の目的と教育の重要性
新NISAを始めた目的としては老後資金の準備が男女共に1位。そして次に多かったのが資産形成そのものでした。ここから見えてくるのは、「今を生きる」だけでなく「未来を創る」ために投資がされているという傾向です。
また、投資で成功している人ほど金融経済教育を受けていたという統計も非常に示唆に富んでいました。具体的には、金融教育を受けた人の方が利益率が明確に高くなっていたのです。投資は情報戦、学ぶ姿勢が大切だと改めて思いました。
制度への要望──簡素化と継続性を求めて
個人的に非常に共感したのが、「制度をもっとシンプルにしてほしい」という要望です。制度の複雑さが障壁になり、新規参入者のハードルを上げているのは明らかです。
また、「非課税枠を世代を超えて引き継げるようにしてほしい」という声も印象的でした。これは日本の投資文化に根を張らせるためにも、非常に重要な視点だと感じます。
まとめ
- 投資額は56兆円を突破し、政府目標を3年前倒しで達成
- 講座数は未達成で、普及には依然として課題あり
- 実際の投資額は月5万円程度が中央値
- 日本株と全世界株式が人気の投資先
- 教育を受けた人の方が明確に投資成果が高い
おわりに
NISAの普及は確実に進んでいますが、その内容を見るとまだまだ深化が必要だと感じました。金額よりも“投資の理解度”が問われる時代。私もこうした情報を発信しながら、引き続き皆さんの資産形成を後押しできたらと思っています。
ここまでお読みいただきありがとうございました。引き続き、情報を一緒に掘り下げていきましょう。







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