📌 目次
はじめに
こんにちは、Burdonです。最近、身近な話題としてもよく耳にする「50代の資産格差」。
人生後半戦に差し掛かるこの年代は、収入のピークと引退準備が重なる重要な時期です。ところが実態は、「貯めている人」と「ゼロからのスタート」に大きく二極化している現状があります。
今回は、そのリアルなデータをもとに、50代でも老後資金を形成するための現実的な方法について考察していきます。
50代資産のリアル──中央値に注目
金融広報中央委員会の調査では、50代単身世帯の保有資産の平均は1391万円、中央値は80万円とされています。
平均値と中央値の大きな開きが示すのは、「一部が大きく資産を保有している一方、大半の人はそれほど持っていない」という現実です。これこそが、格差が深刻化している証拠でしょう。
2人以上世帯でも、平均1147万円に対して中央値は300万円と、やはり開きが目立ちます。
資産格差の分かれ道は「投資」
ここまで格差が広がった背景には、「投資をしてきたかどうか」が大きく関係しています。
資産が増えた理由としてもっとも多かったのが「株式・債券価格の上昇による評価額増」(37.3%)、次いで「配当や金利収入」(33.5%)でした。
一方、2024年に始まった新NISAの口座開設では、50代の開設率は20代よりも低い傾向にあります。
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まだ間に合う?50代の投資シミュレーション
今からでも間に合うのか。答えは「YES」です。ただし、行動あるのみ。
仮に50歳から毎月5万円を積み立て、年利5%で運用した場合、65歳時点では約1950万円になります。
さらに運用を継続し70歳まで置いておけば、資産は2490万円にまで増加します。
逆転のための3ステップ
- 先取り貯金の習慣化:まずは月給の10%を自動的に貯金講座へ。触れない仕組みを。
- インデックス積立投資:レバレッジやアクティブではなく、安定のS&P500などへの積立で地道に。
- 老後資金の必要額を把握:ゆとりある老後には月額37.9万円、25年で約1億1370万円必要。そこから年金などを差し引いた残額を目標に。
まとめ
- 50代の資産は平均よりも中央値で見るべき
- 資産格差の原因は「投資をしてきたか否か」
- 月5万円でも15年で1950万円、運用継続でさらに増加
- 投資に遅すぎることはないが、先延ばしは危険
- 最初の一歩は「貯金の自動化」から
おわりに
気づいたときが行動のタイミングです。焦りすぎず、でも待たず、今日からできることを始めていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。







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