📌 目次
はじめに
こんにちは、Burdonです。最近、「高額療養費制度があるから民間医療保険は不要」という意見を目にする機会が増えています。確かに制度の存在は心強いものですが、それだけで安心しきってしまうのは危険だと私は考えます。
この記事では、制度の盲点や実際の医療費シミュレーションを通して、民間医療保険の本当の必要性について私の視点から解説していきます。
差額ベッド代や食費は制度の対象外
高額療養費制度は確かに優れた制度ですが、その適用範囲には限界があります。入院時の差額ベッド代(個室代)や食費などは自己負担となるため、これだけで月に数十万円かかることも珍しくありません。
例えば、東京都内の総合病院では個室代が1泊あたり36,850円。これが1ヶ月続けば100万円近い出費になります。制度だけに頼ると、こうした費用をすべて自費で賄う必要が出てくるのです。
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年収によって自己負担額は大きく変わる
高額療養費制度は「誰でも一律の上限がある」というイメージを持たれがちですが、実際には年収や年齢に応じて自己負担額が変動します。
例えば、年収770万円の方と1,160万円超の方では、同じ医療費でも自己負担額に約3倍の差が出ることがあります。制度の恩恵を最大限受けられないケースもあるため、これを知らずに「制度があるから大丈夫」と考えるのは非常に危ういのです。
先進医療の費用は全額自己負担
がん治療などで注目される先進医療は、その技術の先進性ゆえに健康保険の適用外となり、費用は全額自己負担です。
場合によっては300万円を超える治療費がかかることもあり、家族のために最良の治療を選びたくても、経済的な理由で選択肢が限られる現実があります。
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多くの人が自分の保険内容を把握していない
実際、多くの人が自分の加入している保険の保障内容を正確に説明できません。保障が重複していたり、不要な特約をつけてしまっていたりするケースも少なくありません。
しかし、情報を知るだけで選択肢が広がり、将来のリスクに備える大きな力になります。保険は「損得」でなく「備え」の視点で選ぶべきです。
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まとめ
- 高額療養費制度だけではカバーできない費用がある(差額ベッド代・食費など)
- 年収によって自己負担額に大きな差が出る仕組みである
- 先進医療は全額自己負担になるため高額な治療費リスクあり
- 多くの人が保険の中身を把握しておらず、適切な備えが不十分
おわりに
私自身も過去に「保険なんて無駄だ」と思っていた一人ですが、こうして制度や費用の現実を知ることで、考え方が大きく変わりました。
保険は使うことがないのが一番ですが、もしもの時に自分や家族を守れる「備え」としての価値は計り知れません。ぜひ一度、現在の保障内容を見直してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。







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