はじめに
こんにちは、Burdonです。老後資金の確保は誰にとっても避けて通れないテーマですが、退職のタイミングによってもらえる公的給付が大きく変わることはご存じでしょうか?
今回は、「63歳6ヶ月で退職することで、最大525万円の給付金を得る」ことができる制度の仕組みとその活用法について、自分自身が調べた上で納得した内容を整理してまとめてみました。
63歳6ヶ月が“最も得”な理由
一見すると65歳の定年退職が王道のように思えますが、退職のタイミングが早いほうが有利になるケースもあります。特に注目すべきは以下の2つの給付制度です:
- 失業保険(最大約165万円)
- 傷病手当金(最大約360万円)
これらを満額で受給できる可能性があるのが63歳6ヶ月での退職です。この年齢までであれば、老齢給付との重複制限がかからず、最大期間・最大額の支給が可能となります。
失業保険を最大限活用する方法
失業保険は、自己都合退職よりも会社都合退職の扱いにすることで支給日数が増え、最大330日(約165万円)の給付を受けられます。条件は以下の通りです:
- 過去2年間で雇用保険に12ヶ月以上加入している
- 退職後に就職の意思と能力がある
ちなみに、65歳以降の退職では「高年齢求職者給付金」となり、最大でも約34万円程度に減額されます。この差は非常に大きいと感じます。
傷病手当金で受け取れる金額と注意点
もう一つの注目ポイントが傷病手当金です。これは病気やケガなどで働けない場合に支給される制度で、1年半まで継続給付が可能です。
直近の月収が30万円の場合、最大で約360万円受け取ることが可能とされています。特筆すべきは、精神的疾患(軽いうつなど)も対象となる点で、かなりの人が該当する可能性があるということです。
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退職手続きの4ステップ
- 退職前1〜2ヶ月から動き出す
- 会社で連続3日以上の病欠を取得(初日は病院受診)
- 傷病手当金を申請・受給(健康保険から)
- 受給終了後に雇用保険の受給延長を解除し、失業保険を申請
この流れを正しく踏むことで、給付を最大限受け取ることが可能です。
職業訓練で給付延長も可能
ハローワーク経由で職業訓練校に通うことで、失業保険の支給期間を延ばすこともできます。プログラミング、簿記、Webデザインなど、これを機にスキルアップして再就職にもつなげることができます。
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まとめ
- 63歳6ヶ月で退職すると、失業保険+傷病手当金で最大525万円が受給可能
- 65歳退職では高年齢求職者給付金に切り替わり、大幅減額
- 制度活用には事前準備と順序の正確さがカギ
- 職業訓練なども併用してスキルアップも狙える
おわりに
私自身も正直ここまでの制度の違いに驚きました。「63歳6ヶ月」がこんなにも意味を持つとは。働き方や退職の選択肢を見直すきっかけになれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。







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