📌 目次
- はじめに
- 下落の背景は“材料出尽くし”と“需給の重さ”
- 供給サイドから見ると“底堅さ”は健在
- アメリカの政治動向:ステーブルコイン法案とトランプ再浮上
- テクニカル視点:BTC・ETHはどこまで下げるのか?
- センチメント面:SNSでも熱量上昇中
- まとめ
- おわりに
はじめに
こんにちは、Burdonです。
今回は、ビットコインが11万ドル手前から反落し、暗号資産市場が全体的に調整を迎えた背景について、自分なりの視点でまとめてみました。
ニュースでは取り上げられにくい、テクニカル・政治・需給などが複雑に絡んでいる今の相場環境。これらを理解することで、冷静な投資判断が可能になると私は考えています。
下落の背景は“材料出尽くし”と“需給の重さ”
直近のビットコインは、良好な米CPI(消費者物価指数)の結果を受けて一時的に上昇しましたが、すぐに売り戻されました。インフレ鈍化というポジティブ材料にもかかわらず、上値が重かった点は“材料出尽くし感”を示唆していると見ています。
また、11万ドルを越えた地点では、ショート勢のストップロス(生産注文)が集中しており、テクニカル的にも短期の上昇余地が乏しい状況です。
供給サイドから見ると“底堅さ”は健在
中央集権取引所でのビットコイン保有量は、ここ数週間で急減しており、OTC(店頭取引)での在庫も減少中。つまり、市場への売り圧は限定的です。
ETF運用会社やマイケル・セイラー率いる企業、さらにはブラックロックなどの金融大手がBTCを大量に保有しており、約3割が大口機関にロックされているとも言われています。
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アメリカの政治動向:ステーブルコイン法案とトランプ再浮上
注目すべきは、アメリカ上院でステーブルコイン法案(通称:ジェニウス法案)が審議停止の投票を通過し、法制化に向けて前進した点です。
この法案が成立すれば、米国内でのステーブルコインの普及が加速し、暗号資産市場の下支え要因となるでしょう。
さらに、トランプ氏がステーブルコインに前向きな姿勢を示しており、大統領選の行方も今後の大きな材料になり得ます。
テクニカル視点:BTC・ETHはどこまで下げるのか?
ビットコインは10万6200ドル付近にサポートがあり、4時間足の移動平均線が密集しており短期的な下落は限定的と判断できます。
一方でETH(イーサリアム)は、日足の全移動平均線を上回り、ゴールデンクロス形成間近。中長期の回復局面に入りつつあると見ています。
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センチメント面:SNSでも熱量上昇中
トランプ支持や米中貿易合意報道もあり、SNS上のビットコイン関連投稿は活況。センチメントは前回の11月高値時と似た状態に近づいています。
ただし、センチメントが過熱しているにもかかわらず、価格が上がりきらない状態は一時的な調整シグナルとしても読めるため注意が必要です。
まとめ
- インフレ指標は良好だが、暗号資産は反落。材料出尽くし感が影響。
- 需給構造は改善しており、大口の買い支えが続いている。
- ステーブルコイン法案が暗号資産普及のカギに。
- ビットコインは一時的な調整局面。底堅さは健在。
- イーサリアムは反転の兆し強く、中期では上昇余地あり。
おわりに
市場の急落には驚きもありましたが、全体を俯瞰すると“パニックではない”と感じました。
むしろ強気材料は多く、ポジションを持っている方にとっては焦らずに構える局面だと私は考えています。トレードにも、長期投資にも冷静さが必要です。
最後までお読みいただきありがとうございました。







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