📌 目次
- はじめに
- 罠1:今を犠牲にしすぎる
- 罠2:資産=人間の価値と錯覚
- 罠3:労働依存から抜け出せない
- 罠4:モチベーションの消失
- 罠5:お金の不安が消えない
- 罠6:お金を使えなくなる
- 罠7:目的を見失う
- まとめ
- おわりに
はじめに
こんにちは、Burdonです。
「資産5000万円」という数字は、多くの人にとってひとつの夢のような目標ではないでしょうか。かくいう私も、その数字を目指してコツコツと資産形成を続けてきました。
しかし最近、とある非常にリアルな解説を見て「そこにたどり着いた人こそが陥りやすい落とし穴」に気づかされました。
本記事では、5000万円達成後の「7つの罠」と、それぞれに対する行動指針を具体的にまとめました。
罠1:今を犠牲にしすぎる
節約生活を10年続けてきたある知人は、5000万円を超えても「怖くて外食すらできない」と言っていました。
その姿を見て、私は「お金を貯めること」がゴールになってしまう怖さを実感しました。
行動指針:年1回でいいので、「完全に贅沢する日」を作りましょう。人生はリハーサルではありません。
罠2:資産=人間の価値と錯覚
「俺は5000万あるから、庶民とは違う」と言ってしまう人もいます。これは極端ですが、心の中で他人と比べてしまうのは誰にでもあることです。
日本には準富裕層(5000万円〜1億円)が全体の約7%(野村総研調査)というデータもあり、そこに入った自負が生むプライドは時に厄介です。
行動指針:月に1回、自分が感謝すべき人やことを紙に書き出してみましょう。
罠3:労働依存から抜け出せない
「FIREしたい」と言いつつ、実際は週3アルバイトを続ける人がいます。
理由を聞くと、「投資収益は不安定だから…」とのこと。これはFIREの理想と現実のギャップを象徴しています。
行動指針:収入源を3つに分散(投資・労働・副業)する「トリプルインカム思考」で備えましょう。
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罠4:モチベーションの消失
投資成績が順調でも、何かむなしさを感じるようになったという人がいました。
これは明確な「次の目標」を持たないことが原因で、人間は目標がなくなるとエネルギーが枯れてしまうものです。
行動指針:「お金をどう使うか」という価値目標を立てる。例えば「100万円で世界一周」とか「家族にサプライズ旅行をプレゼント」など。
罠5:お金の不安が消えない
準富裕層になっても、「1億円なければ不安」「インフレで価値が減る」といった声は多いです。
人は安心を得るためにお金を求めるが、皮肉にもお金は安心を遠ざける──この矛盾に気づくことが重要です。
行動指針:「自分にとって必要な額は?」と書き出し、数値で「安心のゴール」を定義しましょう。
罠6:お金を使えなくなる
ある日、私は高級レストランの予約をキャンセルしました。「もったいない気がして」。
けれど後で気づきました、それってお金のために人生の楽しみを差し出していたのです。
行動指針:「年間○%は自分の幸せに使う」とルール化しましょう。例:資産の2%=100万円は使っていい。
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罠7:目的を見失う
日本証券業協会の調査によれば、投資の目的1位は「老後資金(63.4%)」です。
ですが、5000万円を達成した後でも、さらに増やそうとし続ける人が多いのはなぜでしょうか?
目的が「お金を増やすこと」になってしまったからです。
行動指針:年に1回、資産の目的を棚卸ししましょう。「何のために、誰のために、いくら必要なのか?」
まとめ
- 節約や努力が染みついたままだと、今を楽しめなくなる
- 資産が人格や価値を決めるわけではない
- FIRE後も収入の多様性が安心を生む
- 目標がないと、モチベーションが保てない
- お金は安心と不安の境界線でもある
- 使わないお金はただの数字。体験と交換してこそ意味がある
- 資産形成のゴールは「増やすこと」ではなく「満たされること」
おわりに
私自身、この記事を書きながら「まだ貯めることにとらわれていたかもしれない」と気づかされました。
目標を達成したときこそ、人生の軸を再設定するタイミングです。
次は「どんな人生にお金を使いたいか」を真剣に考えていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。







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