📌 目次
はじめに
こんにちは、Burdonです。
今回は、楽天証券が発表した「楽天MRF(マネー・リザーブ・ファンド)」について、自身の資産運用目線で深掘りしてみました。
「MRFって何?銀行預金と何が違うの?安全なの?」といった疑問に答えながら、実際にどのように使えるか、私なりに考察を交えてご紹介していきます。
楽天MRFとは何か?
MRFとはMoney Reserve Fund(マネー・リザーブ・ファンド)の略で、証券口座に預けた資金を、安全性の高い公社債やCP(コマーシャル・ペーパー)に投資することで、わずかながら利回りを生み出す仕組みです。
楽天証券が2025年春からスタートさせたこの仕組みは、まさに投資家向けの普通預金代替といえる存在です。現状はまだ「自動買付・自動売却」には非対応ですが、将来的な実装を目指しているとのこと。
利回りは0.463%(2025年6月時点)と、国内の他社MRF(平均0.3%前後)を上回る数値を打ち出しており、注目度が高まっています。
銀行預金との違い
楽天MRFは見た目こそ預金的ですが、中身は投資信託であるため、以下のような違いがあります:
- 元本保証なし(ただし実質リスクは極小)
- 信用力の高い資産への短期投資
- 1円単位で購入可能な柔軟性
- 損益通算可能(株式の損失と合算可)
例えば、楽天銀行の普通預金金利は0.28%程度。これに比べてMRFの0.463%は魅力的です。
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資産運用への活かし方
MRFの本領は、やはり短期的な資金のプール先としての活用にあります。
例えば:
- 数ヶ月後に株を買う予定の資金
- 生活費以外の余剰現金
- 1年以内に使う予定のない資産
いずれも、普通預金に寝かせておくよりMRFの方が「ほんの少しだけでも働いてくれる」状態になります。
注意すべき点と今後の展開
現時点では以下の点に注意が必要です:
- 自動買付・自動売却は未実装(今後予定)
- 元本保証ではない(ただし過去に元本割れは無し)
- 利回りが高すぎると逆にリスクを感じる面も
ただし、将来的にこれが自動化されれば、楽天証券ユーザーにとってはマネーブリッジの次の標準となりうる仕組みになっていくと考えています。
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まとめ
- 楽天MRFは安全性と利回りを両立した新しい資金管理ツール
- 短期運用や余剰資金の「ちょい活用」に向いている
- 銀行預金と比較して、利回り・税務・運用自由度で優位
- 自動取引が整えば、資産管理のスタンダードになりうる
おわりに
MRFという仕組みは、かつて一世を風靡した投資信託の1つでありながら、日本では長らく低金利で埋もれていました。
今回、楽天証券が「新しい形」で再導入を進めることで、私たちの資産運用環境もまた一歩進化するように思います。
大きな金額を動かすだけが投資ではありません。1円からでも、自分のお金に働いてもらう意識を持つこと。それこそが、これからの時代の資産形成の基本になるのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。







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