📌目次
はじめに
こんにちは、Burdonです。
最近、経済界では「通貨リセット」や「ネセラ法」「CBDC」といったキーワードが、にわかに現実味を帯びて語られています。陰謀論か、それとも時代の転換点か──この不確かな空気感に、私は強く惹かれました。
本記事では、米ドルが抱える構造的リスクから始まり、通貨リセットの可能性と歴史的事例、さらには暗号資産やブロックチェーンが創り出す新しい通貨秩序について、私の視点で丁寧に読み解いていきます。
米ドルへの不信と混乱の火種
トランプ大統領とイーロン・マスク氏の確執が激化した背景には、米国の財政赤字と過剰な支出があります。
マスク氏はSNS上で税制優遇に反発し、トランプ氏は報復的な発言を行いました。この衝突は市場にも影響を与え、テスラ株は14%下落、暗号資産市場にも混乱が波及しました。
アメリカの財政膨張が進む中、「米ドルの信認」がじわじわと揺らいでいるように感じます。
ネセラ法・ゲセラ法とは何か？
ネセラ法は、1990年代に民間人ハーベイ・バーナードが提唱した「経済リセット構想」で、国民の借金帳消し、所得税の廃止、金本位制の復活といった夢のような内容が盛り込まれています。
ゲセラ法はこのネセラ法の世界版で、宇宙人やディープステートといったワードも絡む、いわば都市伝説的な構想です。
ですが、ここで注目したいのは、その前提として「ドルの廃止」や「通貨の再定義」という発想が含まれていること。妄想のようでいて、実際の経済政策と地続きの部分が見えてきます。
通貨リセットの歴史的実例
- 1920年代ドイツ：ハイパーインフレにより「連邦マルク」が導入。パン1個＝数億マルクの時代。
- 1958年フランス：旧フランを新フランに変換（100:1）。まさに通貨のリセット。
- 戦後の日本：1ドル＝360円の固定レートから、ニクソンショックで変動相場制へ。ドルが金との交換を停止。
こうして振り返ると、「通貨リセット」は都市伝説ではなく、歴史の中で繰り返し行われてきた現実の経済政策であることがわかります。
ブロックチェーンが拓く未来
中央銀行デジタル通貨（CBDC）は、通貨の未来像を示す存在です。ブロックチェーンを基盤に、すべての取引がリアルタイムで追跡・管理されます。
脱税や不正送金が困難になり、税金の自動徴収も可能に。政治家の裏金も瞬時に暴かれるかもしれません。
PR：暗号資産の損益を自動計算し、確定申告の手間を軽減します。
【CRYPTACT（クリプタクト）】
ビットコインは「新しい金」になり得るか
ビットコインは中央政府に依存せず、発行上限もあることから、インフレリスクに強い通貨と見なされています。
歴史的に金（ゴールド）が「価値の物差し」とされていたように、ビットコインも未来の基軸通貨になり得る存在です。
実際、法定通貨として採用している国も出てきており、その存在感は確実に増しています。
PR：今からでも分散投資を始めたい方へ。
mattoco
まとめ
- 米ドルは過剰発行と財政赤字で信認低下の兆し
- ネセラ・ゲセラ法は都市伝説と現実政策の中間に存在する構想
- 過去の通貨リセット事例から、未来のリスクを学べる
- CBDCやブロックチェーンは通貨の信頼性を根本から変える可能性がある
- ビットコインは「第二のゴールド」として、新時代の資産防衛手段になるかもしれない
おわりに
今回のテーマは都市伝説の域を出ないものも含みつつ、実際に起こり得る未来への警鐘でもあります。
通貨とは「信用」であり、信用が揺らぐとすべてが崩れます。私はこの時代に生きる者として、「ただのお金」ではなく「未来のお金」について、これからも考え続けていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
Burdon’s View 
コメントを残す