📌 目次
はじめに
こんにちは、Burdonです。
今回は、暗号資産市場で大きな変化が起きている今、特に注目しておきたいビットコインの需給動向と、ソラナETF誕生の裏側、さらにXRPなど他の通貨のETF化に向けた動きについて触れていきたいと思います。
ビットコインの需要減少とその要因
10.8万ドル付近で反発するなど、一見持ち直しているように見えるビットコインですが、内部では需要の減少が進んでいます。
需給バランスの変化
特に、マイナー(採掘者)による売却と、長期保有者の利確が目立ってきています。これは供給が需要を上回っている兆候であり、「買い支え不足」とも言えます。
ステーブルコインの流入量減少
さらに、取引所に流入するステーブルコインの量が減っていることから、新規投資家の参加が鈍っていることも示唆されます。結果として、BTC自体の市場吸引力が相対的に下がっていると感じました。
ソラナETF誕生とその裏側
注目すべきは、ソラナ(SOL)を対象としたETFの誕生です。ただし、これは単なる価格上昇イベントではありません。構造に課税上の落とし穴が潜んでいます。
二重課税のリスク
今回のETFは、ステーキング報酬を組み込んだ構成になっています。そのため、法人課税+個人課税の対象となる可能性があり、投資家にとっては実質利回りが削られるリスクもあります。
PR:暗号資産の損益管理、確定申告を自動化したい方へ:
【CRYPTACT(クリプタクト)】
![]()
XRP・他アルトETFへの期待
ブルームバーグの予測では、XRP、LTC、SOLといった主要な暗号資産のETF化が2025年10月頃までに承認される可能性が95%とされています。
XRPへの資金流入が示す市場期待
現に、XRP関連の商品には、わずか1週間で1,060万ドル以上の資金が流入しました。これは機関投資家がすでにETF化を織り込んでいる動きとも捉えられます。
PR:積立投資で資産形成を始めたい方へ:
マネックス証券 つみたてNISA
市場全体を動かすマクロ要因
このような暗号資産市場の動きに影響を与えているのが、金利・雇用統計などのマクロ経済要因です。
アメリカの利下げ期待と金利動向
今週は、米雇用統計やISM製造業指数の発表が控えています。これらの結果次第では、再びリスクオン相場に傾く可能性もあり、暗号資産の反発材料にもなり得ます。
PR:分散投資の第一歩を支えてくれるファンド:
mattoco
まとめ
- ビットコインは供給過多の影響で需給バランスが崩れている
- ソラナETFには二重課税リスクが潜んでおり注意が必要
- XRPやLTCなど、今後のETF承認通貨に注目が集まる
- 米国の金融政策が市場全体に波及しやすい状況が継続中
おわりに
暗号資産市場は価格の上昇下落だけでなく、制度や政策、そして技術的な仕組みにも注目することで、より深く理解できます。
私自身、今回のようにETF構造の背景やマクロ経済との関係を知ることで、より冷静かつ現実的な判断ができるようになったと感じています。
最後までお読みいただきありがとうございました。







コメントを残す