📌 目次
はじめに
こんにちは、Burdonです。
60代から投資を始めることに対し、「もう遅いのでは?」と思われる方もいるかもしれません。しかし、実際には正しい戦略と心構えを持てば、資産形成はまだまだ可能です。
今回紹介するのは、新NISAを活用し非投資層と比較して4500万円の資産差をつける方法についての考察と戦略です。老後に不安を抱える方、退職金の運用を考えている方には特に参考になる内容です。
60代が投資で失敗しやすい心理的理由
損失回避バイアス
人は利益を得る喜びよりも、損失の苦痛を大きく感じやすいものです。60代という年齢が「取り返しがつかない」と感じさせ、たとえ一時的な下落でも冷静な判断を妨げます。
ハーディング現象(同調圧力)
「周りがやっていないから自分もやらない」──これは典型的なハーディング心理。投資をやっていない人の意見をうのみにして行動しないのは大きな損失につながります。
確証バイアス
自分の意見と一致する情報だけを集め、それ以外を無視してしまう傾向です。特に高齢になるほど「今さら考えを変えたくない」心理が強くなりがちです。
よくある失敗行動パターン
頻繁な売買
時間に余裕ができたことで株価を逐一チェックし、短期売買を繰り返すパターンが多く見られます。これは資産を大きく変動させ、投資の目的を見失わせる要因になります。
ハイリスク商品への偏り
刺激やリターンを求めてレバレッジ商品や高リスクの投信に手を出しやすくなります。しかし、その実態は不安と退屈さの裏返しであることが多いのです。
極端な投資金額設定
退職金の一括投資や、逆に数千円だけの超保守的投資。どちらもリスクが高く、投資に対する正しいバランス感覚が必要です。
投資期間と運用期間の混同
積立期間が終わった後でも、運用は続きます。長生き社会において、資産を保有しながら取り崩す戦略が重要です。
実践すべき新NISA活用術
月30万円の積立を5年間継続し、70歳以降に定額で取り崩す──これが提唱された戦略です。
例えば、新NISAで非課税枠1800万円を埋めた後、運用利回り5%で30万円を月額取り崩すと、最終的に約4500万円の差を生む可能性があるといいます。
証券口座の選定も重要です。定期売却機能が使える証券会社を選びましょう。
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また、運用中は生活費1〜2年分の現金を確保しておくこともリスク管理上欠かせません。
まとめ
- 60代でも資産形成は十分に可能
- 心理的バイアスに注意し、冷静な判断が鍵
- 定期積立と定期売却が老後資産設計の柱
- 新NISAをフル活用すれば数千万円単位の差が生まれる
- 証券口座選びも重要な戦略の一部
おわりに
私自身も「投資は若い人のもの」と思っていた時期がありました。しかし今回の内容を通して、年齢に関係なく戦略次第で資産形成はできると確信を得ることができました。
新NISAという制度を正しく理解し、自分に合った計画を持つことが何よりも重要です。
最後までお読みいただきありがとうございました。







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