📌 目次
はじめに
こんにちは、Burdonです。
最近FIRE(早期リタイア)に憧れる人が本当に増えてきました。私自身も「資産5,000万円でリタイア」という夢に心惹かれたことがあります。ですが、実際に資産運用を続けてきた身として、その甘い見積もりには「落とし穴」が多いと痛感しています。
今回は、資産5,000万円FIREの現実・リスク・安心への道を本音で語ります。
資産5,000万円リタイアの現実
なぜFIREは厳しいのか
「5,000万円あれば南国でのんびり暮らせる」──そう信じている方も多いですが、市場の暴落やインフレ、税金・手数料を織り込むと現実は全く違います。
年利4%を期待しても、最初の5年間に相場が暴落しただけで、あっという間に資産が減り再起不能になる危険も。
しかも、「モンテカルロシミュレーション」では、5,000万円の資産で年間240万円(4.8%)を取り崩す場合、45年持つ確率は50%以下と示されています。まさにギャンブルのような勝負です。
インフレ・税金・手数料の壁
物価上昇も無視できません。たとえば今の20万円が15年後には15万円分の価値、30年後は11万円分、45年後にはわずか8万円分に。
さらに税金も大きな壁です。新NISAの非課税枠(1,800万円)は使い切れば、その後は利益に約20%課税。手取り4%のためには、実際は5%以上のリターンが求められ、運用リスクも増大します。
信託報酬なども45年運用すると数百万円単位にふくらみます。支出は必ず厳しめに見積もりましょう。
資産運用の最適解とは
コア・サテライト戦略の勧め
私は運用を続ける中で、守り7割・攻め3割の「コア・サテライト戦略」が重要だと実感しています。
70〜80%はインデックスファンドや債券などの安定資産で守り、残りを攻めの投資へ。
インフレや相場変動に強くなるため、分散投資を心がけるのが鉄則です。ファンド選びに迷う人は「mattoco」などでプロ厳選の投資信託を比較検討しても損はありません。
不動産や暗号資産を取り入れる時代
現代の富裕層が実際に取り入れているのは、不動産・金・暗号資産などのオルタナティブ資産です。国内外で分散を意識した資産設計が今や常識です。
暗号資産の管理や税金計算が煩雑と感じる方は、【CRYPTACT(クリプタクト)】
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FIRE後の人生をどう描くか
やりがい・社会とのつながり
FIREを実現した人の中には「仕事のやりがいがなくなった」「社会から孤立した」と感じる方も少なくありません。
「やめたい」だけでリタイアしてしまうと、結局日々の充実感を失い後悔することも多いようです。
サイドFIREという現実解
私はFIREの理想を追い求めつつも、「完全リタイア」ではなく、自分の意思で仕事や挑戦を選べる状態を目指しています。
副業や新しい事業、小さな仕事を続ける「サイドFIRE」なら、経済的自由も充実感も両立しやすいと考えます。
具体的なアクションプラン
・資産5,000万円FIREは「ギャンブル性」が高い。最低でも8,500万円以上が安心ラインと考えましょう。
・シミュレーションは厳しめに。インフレ・税金・暴落を必ず想定する。
・分散投資(コア・サテライト戦略+不動産+暗号資産)を意識する。
・「FIRE後の人生」を“ワクワクできる具体的目標”で設計しましょう。
・分散型資産運用・保険・不動産投資の無料相談など、第三者の視点も取り入れると、より安心できます。
まとめ
- 5,000万円でのFIREはリスクが高く、インフレや税金も大きな壁
- 資産シミュレーションは厳しめ・現実的に
- コア・サテライト戦略、オルタナティブ資産を組み込む分散が安心材料
- やりがい・社会性を失わない「サイドFIRE」も選択肢
- “お金を増やす”から“お金を活かす”人生設計へ
おわりに
私自身もFIREという響きにワクワクしながら、実際の運用や現実を見てきました。資産を持つだけでなく、それをどう活かすかが本当の“自由”につながるのだと今は思っています。
「リタイア後の人生」をじっくり考えることで、本当の安心と豊かさに近づいていきたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。







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