📌 目次
はじめに
こんにちは、Burdonです。
新NISAが始まり、これから資産形成を本格的に進めたい50代・60代の方も増えています。積立投資をしているけど「老後の不安が消えない」「いくら積み立てたら安心なのか分からない」という声もよく耳にします。
この記事では、自分自身が実践・検証してきたシミュレーションや現実的なアドバイスをもとに、50代・60代が新NISAでどれくらい積み立てると老後が安心できるのかを具体的に解説します。
「漠然と不安」なままではなく、根拠を持った数字で判断できるようになれば、きっと人生の選択肢も増えるはずです。
もし今、少しでも老後資金の不安があれば、この記事を参考に「自分でできる老後資金シミュレーション」にぜひチャレンジしてみてください。
老後資金作りの絶対条件
積立額をできるだけ大きくする
まず大前提として、老後資金をできるだけ早く・多く作りたいなら「毎月の積立額」をできるだけ増やすのが最も確実な方法です。人によって投資に回せる金額は異なりますが、家計と相談しながら可能な範囲で最大化しましょう。
ハイリスクな運用で一発逆転を狙うのは50代・60代には向いていません。長期で安定した成長を目指すなら、まずは積立額自体を大きくすることが鍵です。
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運用期間をできるだけ長くする
そしてもう一つ重要なのは「運用期間をできるだけ長くする」ことです。たとえ投資元本が同じでも、運用期間が5年延びるだけで将来の資産額は大きく変わってきます。
例えば100万円を年利5%で運用した場合、10年後には約160万円、20年後には約270万円、30年後には約430万円まで増える可能性があります。
長期でコツコツ積み立てることが、複利の力を最大化させる秘訣です。たとえ途中で相場が下落しても、長期的には回復しやすいのが株式・投資信託の特徴でもあります。
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積立シミュレーションで見える安心ライン
実際の積立シミュレーション例
私自身もやってみて痛感したのは、「積立額」「運用期間」「リターン」を具体的な数字に落とし込むことで、初めて未来が“見える化”されるということです。
たとえば50歳から毎月5万円を年利5%で15年間積み立てると、65歳時点で資産は約1,320万円。この1,320万円を取り崩すとき、期間ごとに毎月使える金額は以下のようになります。
| 取り崩し期間 | 毎月受け取れる金額 |
|---|---|
| 5年 | 約25万円 |
| 10年 | 約14万円 |
| 15年 | 約10万円 |
| 20年 | 約8.6万円 |
| 25年 | 約7.6万円 |
60歳から10年積み立てる場合でも、70歳時点で資産は約770万円。これを20年取り崩すなら、毎月約5万円となります。
ここで大切なのは、「自分がどれくらいの期間・どれくらいの金額を取り崩したいか」によって、必要な積立額が大きく変わるということです。
定期売却の活用で効率的に取り崩す
積み立てた資産を一括で使うのではなく、毎月自動的に現金化する定期売却という仕組みがあります。これを使えば運用しながら資産を取り崩せるため、最終的に受け取れる金額も増やしやすくなります。
たとえば1,320万円を10年間定期売却すれば毎月約14万円、一括で10年間割るよりも月額は多くなります。これは「運用しながら取り崩す」ことによる複利効果を活かせるためです。
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自分でできる老後資金計画のポイント
必要資金と積立額の計算方法
老後に毎月いくら必要か、そしてそのために今からどれくらい積み立てが必要かを自分でシミュレーションすることが一番大事だと実感しています。
具体的には、「必要な取り崩し額×期間」からゴールを決め、そこから逆算して毎月の積立額を計算します。
例えば「65歳から90歳まで毎月5万円を取り崩す」場合、65歳時点で約860万円の資産が必要という計算になります。50歳から15年間積み立てるなら、毎月約3万2,000円の投資が必要です。
もし積立額が目標に足りないなら、今の生活から捻出するか、期間を延ばすしかありません。無理のない範囲で、現実的なプランを立てるのがポイントです。
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まとめ
老後資金の積立は、「積立額をできるだけ増やす」、「運用期間をできるだけ長くする」というシンプルな原則が何よりも大事です。
そのうえで、「どれだけあれば自分は安心なのか」をシミュレーションで具体的な数字に落とし込むこと。これが根拠あるマネープランにつながります。
- 積立額や期間ごとの受け取れる金額を把握しておく
- 定期売却を活用し、資産を効率的に取り崩す
- 現実的なシミュレーションで不足があれば、積立額や期間を調整
- 「安心できる老後」は、数字を根拠にした計画から始まる
どんなに良い制度や商品でも、最終的に重要なのは「自分にとっての最適な設計」を作ることだと私は思います。
老後資金の不安は、行動とシミュレーションで確実に減らせます。あなたも今日から一歩踏み出してみませんか?
おわりに
私自身も投資を続けてきた中で「なんとなく」の不安に振り回されることが多かったのですが、数字で現実を見える化できると驚くほど気持ちが落ち着きます。
これからも、自分の人生にとって本当に必要な資産形成を一緒に考えていきましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。







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