投資をやめる人の共通点と、やめないために必要な5つの視点

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こんにちは、Burdonです。

私は投資歴10年以上、自身の資産運用を通じて「なぜ人は途中で投資をやめてしまうのか？」というテーマについて何度も考えてきました。世の中には「長期投資が大事」と言いながらも、実際は途中でやめてしまう人が本当に多いと感じています。

今回は、最近の投資信託の資金流入減少ニュースをきっかけに、私自身が投資を続けてきた哲学も交えながら「投資をやめてしまう理由」と「やめないために何ができるのか」をまとめてみます。

途中でやめないための5つの視点を中心に、皆さんの資産形成の参考になるヒントをお届けします。

昨今の市場は大きな上昇トレンドを見せつつも、投資信託の資金流入は大幅に減少しています。「上がっているのに買わない」「儲かるはずなのに売ってしまう」──この現象の裏には、人間特有の心理的な罠が隠れていると私は考えています。

まず圧倒的に多いのが「なんとなく始めて、なんとなく辞める」パターンです。例えば、SNSやYouTubeのおすすめで流行りの商品に手を出し、内容をしっかり理解しないまま保有。相場が下がると、怖くなってすぐに売却してしまう──そんな方を何度も見てきました。

本来、長期投資は自分の納得できるものだけを持つことが最重要です。商品のリスクや仕組みを、証券会社の目論見書でじっくり確認する習慣を付けましょう。

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私自身、投資を始めた当初は下落に耐えられず「もうやめようかな」と何度も思いました。日本の個人資産は約半分以上が現金預金と言われていますが、これはリスクを極端に避ける文化の現れでもあります。

重要なのは「自分に合ったリスク」を見極めること。投資は余剰資金で、生活費数年分は必ず現金で持っておく──これが続けるための基本だと考えます。

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人は「利益の喜び」より「損失の痛み」を何倍も強く感じるものです。だから、少しでも損失が出るとすぐに売却してしまう。

しかし投資の本質は「結果ではなく、行動を積み重ねること」。私自身、損失が出たときは「これは長期的な通過点」と言い聞かせ、淡々と積立を続けてきました。

周囲が不安になると自分も不安になり、みんなが売ると自分も売りたくなる。日本人は特に「みんなと同じが安心」という傾向が強いと感じています。

ですが、長期的に資産を増やしてきた人は「自分で決める力」を持っている。大事なのは周囲の声ではなく、自分の投資方針を守ることです。

「自分の考えを肯定する情報ばかり集めてしまう」──これは私も気をつけている心理的罠です。市況が不安なとき、つい悲観的なニュースばかり探してしまう……そんな経験はありませんか？

大切なのは、多様な情報に日常的に触れること。自分と異なる意見にも耳を傾けることで、より合理的な投資判断ができるようになります。

どんな商品であっても「なぜ買うのか」「どんなリスクがあるのか」を納得いくまで調べることが、投資を続ける第一歩です。証券会社の公式サイトや目論見書は、実は多くの疑問を解消してくれる優れた情報源です。

「何が起きてもこの金額なら耐えられる」──その基準を持つことで、相場の変動にも動じずに済みます。私は生活費の3〜5年分を現金で持つことを徹底し、その上で積立投資をしています。

また、マネックス証券　つみたてNISA など少額から長期投資を始められる仕組みを使うのも一つの方法です。

感情のブレに流されず、自分のルールを淡々と守る──私が重視している投資スタンスです。下落相場でSNSを見ない、定期的に資産状況を棚卸しする、家族や信頼できる友人と情報交換する……など、心の安定を保つ工夫をぜひ取り入れてみてください。

投資を途中でやめてしまう最大の要因は、「知識・心・環境」のバランスが崩れたときだと私は考えています。

この5つの視点を持つことで、私はこれまで大きな失敗なく投資を続けてこられました。あなたの投資生活にも、ぜひ活かしていただければ嬉しいです。

「投資はマラソン」──私が常に自分に言い聞かせてきた言葉です。派手な成果よりも、続けること・習慣化することが一番の勝ち筋だと信じています。

短期のノイズに流されず、自分に合った投資スタイルを貫く。その難しさと大切さを、これからも発信していきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。