📌 目次
はじめに
こんにちは、Burdonです。
「自分に合った投資方法を見つけたい」——多くの人が一度は悩むテーマです。しかし、その探し方やこだわりが本質的な資産形成を遠ざけていないか?最近の意識調査や自身の投資・FP経験をもとに、資産運用の原点に立ち返って考え直してみたいと思います。
「自分に合う投資方法」を巡る日本人の現状
相談相手・情報源の実態
野村アセットマネジメント調査によれば、直近1年で投資相談をした人は全体の約1割。特に若い世代ほど相談意欲が高いものの、8割以上が「無料相談」を選び、相談相手は銀行や家族・知人が上位です。FPやIFAなど専門家の有料相談は少数派。
この状況、私もよく目にしました。中立的なアドバイスを期待しても、結局は銀行や保険会社が自社商品を勧める構造になりがちで、納得感のない選択肢に誘導されやすいと実感しています。
なぜ“自分に合う投資”探しはミスマッチを生むのか
無料相談・SNS情報の落とし穴
無料相談やSNS・ネット記事から得られる「自分に合った金融商品・投資法」の情報。多くの人が“自分専用”の正解を求めがちですが、残念ながら本当に中立なアドバイスは期待できません。
事業者は必ず利益動機が絡みますし、SNSで語られるノウハウも万人向けがほとんど。本当の意味で「あなた専用」の投資方法を“無料で”教えてくれることはまずありません。
しかも、金融商品自体の特性よりも「自分がどう生きたいか・お金をどう使いたいか」を考えずに商品選びだけに執着してしまうと、人生設計と資産運用がズレていく。これは非常にもったいない現象だと私は感じています。
Burdon流・資産設計の本質的アプローチ
投資目的と人生設計から逆算せよ
私が資産設計で一番重視しているのは「自分や家族の人生で何を叶えたいのか」という根本目的です。投資はあくまでも手段。その手段を選ぶ前に、老後の生活、子どもへの相続、事業承継、夢の実現…何にお金を使いたいのか?その時期・必要額・自分の年齢やリスク許容度といった人生設計を先に明確にするのが本質です。
例えば「10億円持っている経営者が全額を定期預金にしている」ケース。お金の使い道や継承先の希望によって最適解が全く変わるので、単純に“年齢別”や“職業別”で投資商品を勧めても意味がありません。
結局、王道アセットアロケーションが最適解
個別最適化にこだわるより、「全世界株やバランスファンドなど、万人がシンプルに実践できる資産配分」をベースに、投資額やリスク度合いを調整する方がよほど合理的だと私は考えています。
事実、世界の大富豪ウォーレン・バフェットも「誰もができる投資法」として、インデックスファンドを推奨しています。まずは基本のアセットアロケーションを軸に、その範囲で十分なのです。
PR:実際の運用を始める際は、手数料の安い現物取引や、サポート体制の充実した取引所選びも大切です。
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万人共通の投資戦略と実践ポイント
投資を“する”か“しない”かで十分
結局のところ、「リスクを取るか取らないか」というシンプルな判断だけで十分です。資産運用を始めるなら、まずは「投資する」「投資しない」を明確に決め、その上で運用額や配分を考えましょう。
アセットアロケーションをいちいち細分化せず、分かりやすい商品(インデックスファンド・全世界株ファンド・バランスファンドなど)を用い、投資額や期間、必要な現金部分を分けて管理するだけで十分戦略的です。
誰でもできる資産運用の始め方
まずは「生活防衛資金」として現金(半年~1年分)を確保。残りをシンプルなアセットアロケーションで積立投資。ライフイベントや目標が変われば、配分を微調整する。この“王道の繰り返し”が、結局は一番の近道になります。
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【CRYPTACT(クリプタクト)】
まとめ
- 「自分に合う投資方法」を求めすぎると本質からズレる
- 最優先は人生設計・投資目的の明確化
- 相談や情報収集は無料にこだわりすぎず“本質”を見る
- 王道の分散投資(アセットアロケーション)が万人に通用する解決策
- まずは投資を“する・しない”を決め、無理のない範囲で始めること
- 情報やアドバイスに迷ったら「自分の人生の軸」に立ち返る
おわりに
「自分に合う投資方法」を探し回るより、人生の目的や理想に寄り添い、王道の資産設計を続ける方が、結局は成果につながると私は信じています。自分自身の“軸”を大切に、賢くシンプルな資産形成を目指していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。







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