📌 目次
はじめに
こんにちは、Burdonです。
最近、ビットコインを中心に暗号資産市場が大きく動いています。特に週末の大幅下落や、主要経済指標をきっかけとした急激な値動きが目立っています。「今は買い時なのか、それともこれから本格的な下落トレンドなのか?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。ここでは市場の変動要因から私自身の投資スタンスまで、体験も交えて分かりやすく解説します。
ビットコイン下落の主な要因
雇用統計と金融市場の動揺
今回の大幅下落は、米国の雇用統計(非農業部門の雇用者数)の急減速がきっかけでした。予想より大幅に低い7.3万人増。ここ数年でも稀な「弱い」統計となり、リセッション懸念が台頭。米国株も主要3指数が大幅安となり、リスクオフの流れが一気に広がりました。
同時に平均時給は伸びており、インフレ懸念が再燃。「利下げ期待」は急速に高まりましたが、逆にインフレ再燃なら利下げも難しくなります。このような複雑な金融政策見通しが不安感を高め、暗号資産全体の売り圧力となりました。
地政学リスクの影響
アメリカとロシアを巡る地政学リスクも加わりました。原子力潜水艦配備などの発表により、国際的な警戒感が高まっています。こうした要素が重なり、特にビットコインなどリスク資産は下落しやすい地合いとなりました。
今後の相場展望と注目材料
直近の経済指標と市場の反応
今週はISM非製造業指数、そして来週発表予定のCPI(消費者物価指数)が最大の注目点。ここで再びインフレ再燃や景気減速が強まれば、相場はさらに波乱含みになる可能性も。FRBの9月利下げ観測は86%まで高まり、短期的な値動きは読みにくい状況です。
ETF資金流出入の影響
現物ETF市場でも大きな資金流出が発生。1月以来の大規模流出がビットコイン価格の急落要因の一つとなりました。一方で、イーサリアム現物ETFも連続流入がストップ。こうしたマクロ資金の動きは短期的な価格変動を加速させますが、底値圏での買い意欲も見られるため「過度な悲観」は不要だと感じています。
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私のビットコイン投資スタンス
アルトコインとBTCのポジション調整
著名投資家のアーサー・ヘイズ氏もアルトコインポジションを縮小し、ビットコイン現物はそのまま保有を続ける戦略へシフト。私も同じく「アルトコインよりもビットコイン中心」に切り替えています。特に主要なアルト(イーサリアムやXRPなど)は、今後のETF申請動向・大口の動き次第でチャンスは残りますが、短期では慎重に見ています。
大手企業・トランプ関連の動向
最近はメタプラネットやトランプ関連企業など「法人の買い増し」も話題。1万7000BTC超の保有や数百億円規模の購入など、従来の個人主導相場とは一線を画します。こうした大口の現物買いは、長期的にはビットコイン価格の下支えになると私は考えています。
なお、アルトコイン市場ではXRPに注目。10月ロンドンで開催されるカンファレンスにブラックロック幹部が登壇予定とのことで、XRP現物ETFへの期待感も高まっています。リップルやXRPの将来性を重視する方は、定期的に最新ニュースをチェックしておくと良いでしょう。
本格的な取引を始めたい方には、セキュリティ・手数料・サポートで選ぶBTCBOXや、初心者向けのマネックスビットコイン
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まとめ
- ビットコイン下落の主因は米雇用統計ショック・ETF流出・地政学リスク
- 短期的にはボラティリティが高まるが、長期現物派は焦る必要なし
- アルトコインはETF承認や法人需要次第。分散と慎重なポジション調整が重要
- 大口現物買いや企業参入が相場を下支えする可能性
- 「自分の買いたい価格」を明確に、焦らず戦略的に行動を
おわりに
相場が大きく動く局面こそ、冷静に「本当に納得できる買い方・売り方」を見直す好機だと思っています。値動きに振り回されず、自分なりの軸を持って取り組んでいきたいものです。
最後までお読みいただきありがとうございました。







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