📌 目次
はじめに
こんにちは、Burdonです。
今回取り上げるのは米政府が暗号資産関連技術を公式に採用したというニュースです。市場には好材料が相次いでいるにもかかわらず、ビットコインはなぜ伸び悩んでいるのか。その背景とともに、イーサリアムやチェーンリンクなど今後注目すべき銘柄について、私自身の視点で整理しました。
暗号資産市場の現状
ビットコインは一時11万3000ドル付近まで上昇しましたが、現在はやや反落しています。アルト市場も同様に弱含みですが、これは一時的な調整と見る向きもあります。
特に今注目されているのはPCE（個人消費支出デフレーター）をはじめとする経済指標の発表です。インフレ懸念と利下げ期待が交錯する中、市場の方向性が固まるにはまだ時間がかかりそうです。
米政府による技術採用とその意味
今回特筆すべきはアメリカ政府が経済データのオンチェーン化を発表した点です。これにより透明性が高まり、AIや自動売買戦略に活用できる環境が整うことになります。
チェーンリンクとパイスの採用
採用されたのはチェーンリンク（Chainlink）とパイス（PYTH）。GDPやPCEといった主要データがブロックチェーン上で公開される予定で、改ざん不能かつリアルタイムで利用可能になることは大きな進展です。
このニュースを受け、パイスは70%近い上昇を記録しました。チェーンリンクも堅調な動きを続けており、インフラとしての地位を固めています。
リアルワールドアセットのトークン化
不動産や株式、債券といった現実資産のトークン化が現実味を帯びてきました。チェーンリンクは不動産投資会社キャリバーに採用されるなど、実需に基づいた活用が進んでいます。従来金融とブロックチェーンをつなぐ架け橋となる存在として、今後の成長は無視できません。
ビットコインが伸び悩む理由
市場全体が好材料に恵まれる中で、ビットコインはなぜ停滞しているのでしょうか。
大きな要因のひとつが新規資金の流入不足です。取引所のステーブルコイン準備金は高水準を維持しているものの、横ばい傾向が続いています。つまり「買う力」はあっても、実際の新規参入が少ないため上昇力に欠けるのです。
イーサリアムに期待が集まる背景
ステーブルコインの発行や金融機関の導入が進むと、その基盤として使われるのはイーサリアムです。手数料バーンによるデフレ化も相まって、価値の希少性は増しています。
米国の法制度や企業の参入により、イーサリアムが暗号資産市場の「中核インフラ」となる未来は十分にあり得ると私は考えています。
注目されるアルト銘柄の動向
ソラナやXRPは調整を挟みながらも依然として高い注目を集めています。特にチェーンリンクは不動産や金融といった現実世界と結びつきが強く、長期的に期待できる銘柄です。
今後の投資戦略と視点
短期的にはインフレ指標やFRBの利下げ動向に左右されやすい局面ですが、中長期ではリアルワールドアセットのトークン化とステーブルコインの普及が大きな潮流になると見ています。
私は「段階的に仕込む」戦略を重視しています。特にビットコインは11万ドル前後のサポート帯、イーサリアムやチェーンリンクは調整局面でコツコツ拾っていくスタンスが有効だと感じています。
まとめ
- 米政府が経済データのオンチェーン化を発表し、チェーンリンクとパイスが採用
- ステーブルコイン市場は拡大余地が大きいが、新規流入不足でビットコインは停滞
- イーサリアムは金融インフラとしての役割拡大が期待される
- アルト銘柄は実需や提携に基づく成長が鍵
- 投資戦略は「分散」と「段階的仕込み」がポイント
おわりに
私自身、今回の米政府の動きを知って「暗号資産がいよいよ現実経済に溶け込む時代が始まった」と実感しました。市場は一進一退を繰り返していますが、長期目線では確実に新しい金融インフラが築かれつつあります。
投資家にとって重要なのは、その波を冷静に見極め、焦らず積み重ねる姿勢だと考えています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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Burdon’s View 
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