📌 目次
- はじめに
- 原因1:利回りを追い求めすぎる
- 原因2:家族の財布になってしまう
- 原因3:早すぎる相続・贈与の判断
- 原因4:資産に満足して気が緩む
- 原因5:住宅購入や住み替えの負担
- 原因6:定年後に働かない選択
- 原因7:健康と判断力の低下
- まとめ
- おわりに
はじめに
こんにちは、Burdonです。
資産5000万円という金額は、多くの人にとって老後の安心をもたらす大きな目標です。私自身も「5000万円あれば十分だろう」と考えていた時期がありました。しかし、実際には守りを怠ると一瞬で激減するリスクが潜んでいます。
今回の記事では、資産5000万円から転落する7つの原因と、それぞれに対して私が考える回避の視点を整理しました。これからの資産形成や生活設計に役立てていただければ幸いです。
原因1:利回りを追い求めすぎる
資産が増えると「もっと効率よく増やしたい」と考えるのは自然なことです。しかし年利10%以上をうたう投資案件には必ず大きなリスクが潜んでいます。
私も一時期、高利回りの商品に心を動かされた経験がありますが、結局のところ「守りの運用」が最も安心だと学びました。特に定年後は失敗を取り戻す時間がないため、リスクの取りすぎは致命的です。
原因2:家族の財布になってしまう
子どもや孫の教育費、親の介護費用、兄弟の借金…。気づけば家族への支援で資産が流出していたというケースは珍しくありません。
家族だからこそ一定の距離を保ち、自分の老後資金を優先する姿勢が大切だと強く感じています。必要に応じて専門家に財産管理を委ねるのも賢明な選択です。
原因3:早すぎる相続・贈与の判断
「子どもに迷惑をかけたくない」という思いから、退職直後に資産を移してしまう人もいます。しかし、想定外の医療費や介護費が必要になった場合、生活が困窮する危険があります。
私が考える回避法はまず自分の老後を優先すること。余剰資金が十分にあると判断できてから、相続や贈与を検討するべきだと思います。
原因4:資産に満足して気が緩む
5000万円に到達すると「もう大丈夫だ」と油断しがちです。高級車や旅行、趣味への出費が膨らみ、気づけば資産がじわじわ減っていきます。
私も一度、気が緩んで大きな出費をして後悔した経験があります。資産は持ってからが本当の正念場。気を引き締め続けることが欠かせません。
原因5:住宅購入や住み替えの負担
都心のマンションへの住み替えや高額住宅の購入は、資産の流動性を大きく損ないます。頭金やローン返済に追われ、生活費が圧迫されることもあります。
住まいに関しては「見栄より実用」を意識すること。私は日常の安心と快適さを優先して選ぶのが賢明だと考えています。
原因6:定年後に働かない選択
5000万円あっても収入がゼロになれば資産は減る一方です。私が思うに、退職後も週に数日の仕事や副業を続けることは資産防衛だけでなく、心身の健康にもつながります。
完全リタイアよりも「ゆるく働き続ける」ことが安心感を生むと実感しています。
原因7:健康と判断力の低下
高齢になると判断力が鈍り、詐欺や不要な契約に巻き込まれるリスクが高まります。また、介護や医療費は避けられない出費です。
私の祖母も趣味を通じて地域コミュニティに参加し続けたことで元気を保っています。健康こそ最大の資産防衛であり、日々の生活習慣が将来の安心を左右すると感じています。
まとめ
- 利回りを追いすぎると大損失のリスクがある
- 家族支援は余剰資金の範囲で行うべき
- 相続や贈与は老後資金を確保してから決断する
- 資産に満足して浪費すると減少が加速する
- 住宅購入や住み替えは資産流出の大きな要因になる
- 定年後も働き続けることで資産減少を防げる
- 健康維持が最強の資産防衛策となる
おわりに
この記事を書きながら、私自身も「資産を守る意識の甘さ」に気づかされました。資産5000万円はゴールではなく、むしろスタート地点なのだと痛感しています。
これからも守りを重視し、健康や人間関係を大切にしながら資産と人生を築いていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。







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