📌 目次
はじめに
こんにちは、Burdonです。
ここ数年、マンション価格は大きく上昇し続けています。2024年の平均価格は2015年に比べ約1.66倍、平米単価は1.73倍という水準に達しました。家計にとって大きな負担となる住宅購入で失敗は許されません。
今回の記事では、私自身が学んだマンション選びで後悔しないための重要ポイントをまとめます。高層・低層、新築・中古、大規模・小規模といった判断基準に加え、狙い目となる築年数の考え方まで、実体験を交えて解説していきます。
高層か低層かより重要な「総戸数」
多くの人が気にするのは「高層か低層か」ですが、実はもっと重要なのは総戸数です。
なぜなら、マンションでは必ず管理費と修繕積立金が発生するからです。エレベーターや廊下の電気代、清掃費、人件費などを入居者全員で負担する仕組みのため、戸数が多いほど1戸あたりの負担は軽くなります。これを「スケールメリット」と呼びます。
小規模マンションでは逆に負担が重くなりやすく、修繕資金不足に陥るリスクもあります。そのため、戸数の多さは購入検討の際に必ず確認すべきポイントです。
100戸以上の大規模マンションがおすすめな理由
結論から言うと100戸以上の大規模マンションがおすすめです。理由は以下の通りです。
- 管理費・修繕積立金の効率が良い
- 24時間ゴミ出しやゲストルーム、フィットネスルームなど共用施設が充実
- スケールメリットで資産価値を維持しやすい
もちろん小規模には顔が見える安心感という魅力もありますが、総合的なコストパフォーマンスでは大規模の方が優れています。
新築と中古のメリット・デメリット
新築の特徴
メリット:
- 最新設備・間取り
- 耐震性や省エネ性能が高い
- 住宅ローン控除や税制優遇が受けられる
デメリット:
- 価格が高額になりやすい
- 購入直後に「新築プレミアム」が落ち資産価値が下がる
- 最近は面積を削って価格を据え置くケースが多い
中古の特徴
メリット:
- 価格が新築より抑えられる
- 日当たりや住環境を実際に確認できる
- リフォーム・リノベで自分好みに変えられる
- 広さを確保しやすい
デメリット:
- 設備が古い可能性
- 修繕費が将来大きくなるリスク
狙い目の築年数と物件タイプ
価格と設備のバランスを考えると築21~22年あたりが狙い目です。2000年代前半のマンションは、価格が比較的抑えられている一方で、専有面積が広めで設備も充実しています。
ただしタワーマンションだけは新築がおすすめです。最新物件は災害対応設備や共用施設が大幅に改善されており、快適性で過去の物件を大きく上回っています。
つまり、一般的なマンションは築20年前後を狙う一方、タワーマンションは新築を検討するのが賢明です。
まとめ
- 高層・低層よりも総戸数が重要
- おすすめは100戸以上の大規模マンション
- 新築は最新設備や税制優遇が強みだが価格が高い
- 中古は広さや実際の住みやすさを確認できる
- 築21~22年の物件がコストと設備のバランス良し
- タワーマンションは新築の快適性が優れている
おわりに
私自身も、改めてマンション選びの奥深さを痛感しました。価格だけでなく、総戸数や築年数、生活の質を支える要素を見極めることが大切です。焦らず、納得できる選択をしたいものですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。







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