📌 目次
はじめに
こんにちは、Burdonです。
今回は「お金の貯めどき」という考え方がもはや通用しない理由について解説します。かつては「結婚前」「子育て終了後」など、人生のタイミングに応じた貯蓄時期がありましたが、現代ではそのサイクル自体が崩壊しています。ここでは、時代に合った持続的な資産形成の方法をお伝えします。
従来の「貯めどき」概念とは
かつては「人生には3つの貯めどきがある」と言われてきました。これは、昭和から平成初期にかけての安定した経済成長期を前提としたライフプランでした。
3つの貯めどきモデル
一般的に、以下のように分類されていました。
- 第1の貯めどき:就職から結婚まで
- 第2の貯めどき:結婚から子どもが中学に上がるまで
- 第3の貯めどき:子どもの独立から定年まで
これらの期間を活かして「将来に備えて貯金する」という発想が一般的でした。
実際に貯められた人は半分以下
近年の調査によると、これらの「貯めどき」に実際に貯蓄できた人は約半数以下でした。理由は明確で、収入の停滞や生活費の増加、住宅購入や教育費の負担が重く、貯める余裕がなかったためです。
特に若年層では、奨学金返済や転職による収入不安が影響し、「貯めたいのに貯められない」構造が根深く存在しています。
現代ではなぜ「貯めどき」が消えたのか
かつてのモデルは、「終身雇用」「年功序列」「右肩上がりの給与」を前提に成り立っていました。しかし、今の日本ではそれらが完全に崩壊しています。
ライフスタイルの変化
昭和時代は22歳で就職、25歳で結婚、50歳で子どもが独立するという明確なライフサイクルが存在しました。ところが現代では、結婚・出産の時期が10年単位で遅れています。
たとえば35歳で出産すれば、子どもの大学入学時には50代後半。つまり「子育てが終わってから貯める期間(第3の貯めどき)」はほぼ消滅しています。
経済構造の変化と収入の停滞
もう一つの要因は、給与の伸びが期待できない時代になったことです。かつてのように年齢とともに収入が増える前提は崩れ、共働きでさえ余裕がない家庭が増えています。
さらにインフレと実質賃金の低下が続き、「貯金で備える」という発想そのものが現実的ではなくなっているのです。
これからの資産形成戦略
では、貯めどきが存在しない時代にどう資産を築いていけばよいのか。答えは明確です。「貯蓄」から「運用」へ発想を切り替えることです。
長期分散運用のすすめ
お金を増やす最大のポイントは時間を味方につけることです。若い時期から少額でも積み立て投資を始めることで、複利効果による成長が期待できます。
たとえば、毎月2万円を20年間運用すれば、利回り次第では3000万円規模の資産に育つ可能性があります。これは単なる貯金では到底届かない領域です。
教育費・老後資金を見据えた積立
教育費1000万円を18年間で準備する場合、貯金では毎月約4万6000円が必要ですが、運用を組み合わせると半分の負担で済みます。
また、老後資金も同様に、22歳から毎月2万円の積立を行うだけで3000万円に達する可能性があります。つまり、「いつか貯める」ではなく、「今日から始める」ことが最も重要なのです。
まとめ
- 「貯めどき」は昭和型ライフスタイルの遺産であり、現代では成立しない
- 収入の伸びや安定を前提とした貯蓄計画はリスクが高い
- 長期運用と複利効果を活用すれば、時間が最大の味方になる
- 教育費・老後資金は早期に分散積立を開始することが鍵
- 「今この瞬間」が、最も確実な“貯めどき”である
おわりに
「いつか貯めよう」と思っている限り、貯金は始まりません。私は、小さく・早く・長く続けることこそが最大の戦略だと確信しています。
一時的な「ためどき」よりも、日々の積み重ねが未来をつくります。今日からでも少しずつ始めてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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