📌 目次
はじめに
こんにちは、Burdonです。
今回は円安・インフレの今、貯金を守りたい人がやってはいけない行動について解説します。多くの人が「節約しなきゃ」「様子を見よう」と考えがちですが、実はその行動が資産を減らしてしまう原因になっていることがあります。この記事では、実際に何を避け、どのように立ち回るべきかを具体的にお伝えします。
円安・インフレの現状と背景
現在、1ドル＝152円前後と歴史的な円安が進行しています。その背景には、新たな政権による金融緩和の継続方針や、日銀の利上げ見送りへの期待が挙げられます。一方で、輸入コストの上昇により生活必需品の価格が高騰し、家計は圧迫されています。
これにより「買い控え」や「投資停止」といった行動に出る人が増えていますが、これはかえってインフレ時代の資産形成を妨げる要因となり得ます。
やってはいけない5つの行動
① 投資をやめる
円安や株高の今、「高すぎるから一旦売ろう」「円高になったら再開しよう」と考える方もいます。しかしこれは最大の機会損失につながります。市場のタイミングを読むことはプロでも困難であり、継続的な積み立てが最も効果的な戦略です。
特にインデックス投資では、数日の上昇を逃すだけで長期リターンが半減するケースもあります。今こそ“市場に居続ける勇気”が求められる局面です。
② 一括での大きな買い
余裕資金があるからといって、一括で投資や買い増しを行うのは危険です。市場は上昇の裏で常に下落リスクを孕んでおり、暴落時に精神的なダメージを受ける可能性があります。
一括で買うよりも、複数回に分けたドルコスト平均法を徹底し、時間を味方につけていくことが長期的な安定を生みます。
③ 外貨預金に頼る
円安が進むと金融機関が「今こそ外貨を持つべき」と勧めてきますが、外貨預金には手数料の高さ・元本保証なし・円高リスクという大きな落とし穴があります。
もし外貨資産を保有したいなら、外貨預金ではなく海外株式インデックスファンドなどを通じて分散投資する方が効率的でリスク分散効果も高いです。
④ 買い物を先延ばしにする
「値段が下がったら買おう」と思うのは、デフレ時代の発想です。現在のインフレ下では値段が下がる可能性は極めて低いです。原材料費、人件費、物流費が上がる今、企業努力にも限界があります。
本当に必要なものは今のうちに購入することが最も合理的です。ただし、不要な浪費を避ける“メリハリ消費”を意識することが大切です。
⑤ 悪いニュースに踊らされる
SNSやネットニュースでは「日本経済崩壊」「米国株終わり」などのセンセーショナルな見出しが並びます。ですが、こうした情報に感情的に反応して行動を変えるのはNGです。
不安を煽るニュースはアクセスを稼ぐために誇張されていることが多く、正しい判断を曇らせます。大切なのは、情報を鵜呑みにせず一次情報を確認し、自分の頭で考える習慣を持つことです。
まとめ
- 投資をやめるのは最大の機会損失につながる
- 一括購入ではなく分割投資がリスク分散につながる
- 外貨預金よりも分散投資でリスクを抑える
- 必要なものは早めに購入する「メリハリ消費」が重要
- 悪いニュースに動揺せず、冷静な判断を心がける
おわりに
円安とインフレの今こそ、冷静な判断と長期的な視点が求められます。私は「焦らず・止まらず・考えすぎず」をモットーに、淡々と積み立てを続けています。
不安な時代だからこそ、自分で情報を選び、自分のペースで資産を守る力が問われています。皆さんもぜひ今日から行動を見直してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
Burdon’s View 
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