📌 目次
はじめに
こんにちは、Burdonです。
今回は60代からでも間に合う新NISAを活用した安定運用の方法について解説します。貯金が少なくても、運用の仕組みを理解し実践すれば老後の不安を大きく減らすことが可能です。本記事では、リスクを抑えながら効率的に資産を増やすための戦略を、私の視点でわかりやすく整理していきます。
60代からの資産運用で守るべき基本ルール
60代からの投資は時間的余裕が少ないため、失敗が許されないという前提を理解しておくことが重要です。運用の柱は「長期・積み立て・分散」。この3つを徹底することで、リスクを抑えつつ安定した成果を得ることができます。
たとえ60代であっても、20年間の運用を想定すれば元本割れリスクをほぼ排除できるというデータもあります。さらに、複利の力で資産が増えていくため、時間を味方につけることができるのです。
老後を安心させる4つの運用戦略
じぶん年金戦略
老後資金を「貯める」から「育てながら使う」へ。新NISAを活用して資産を運用しながら、必要な分だけを取り崩す仕組みがじぶん年金戦略です。例えば1000万円を年利5%で運用しながら取り崩すと、単純な貯金よりも毎月約2万円多く受け取れる結果になります。
しかも新NISAでの運用益は非課税のため、税金の負担が一切ありません。国民健康保険料や介護保険料にも影響しにくい点が大きな魅力です。
定期売却サービス
60代以降におすすめしたいのが定期売却サービス。毎月一定額を自動で売却・入金してくれるため、煩雑な操作をする必要がありません。自動的に「資産の一部を運用しながら現金化」できるため、じぶん年金戦略と相性抜群です。
現時点で新NISA対応の定期売却サービスを提供しているのは楽天証券のみ(2025年11月時点)。SBI証券も今後対応予定ですが、今すぐ利用したい方には楽天証券がおすすめです。
4資産分散投資
リーマンショックのような暴落に備えるには4資産分散が効果的です。国内株式・外国株式・国内債券・外国債券の4カテゴリに均等分散することで、どれかが下落しても他の資産が補い合う構造になります。
おすすめは日インデックスバランスファンド(4資産均等型)。リターンは控えめですが、右肩上がりの安定成長を続けており、特に暴落局面に強い構成となっています。
インデックスファンドの選び方
投資信託には「アクティブ」と「インデックス」の2種類がありますが、60代からの運用では低コストで安定したインデックスファンドが最適です。特にS&P500連動型やオルカン(全世界株式)は、幅広く分散投資できる優れた選択肢です。
信託報酬が0.1%違うだけで20年後に40万円以上の差が生まれることもあるため、選ぶ際はコストの低いファンドを重視しましょう。代表的なおすすめは「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」と「楽天・S&P500インデックスファンド」です。
まとめ
- 60代からでも新NISAを活用すれば十分間に合う
- 「長期・積み立て・分散」を徹底すればリスクを最小限に抑えられる
- じぶん年金戦略と定期売却サービスの組み合わせで安定したキャッシュフローを実現
- 4資産分散投資と低コストのインデックスファンドで堅実に資産を育てる
- 焦らず、継続することが最大の成功要因
おわりに
今回は60代からの資産運用をテーマに、新NISAを使った現実的な戦略をお話ししました。運用は「早く始めた者勝ち」と言われますが、始めるタイミングよりも正しい方法で続けることの方がずっと大切です。
老後資金の不安を完全にゼロにすることは難しくても、戦略的に取り組めば安定した未来を描くことはできます。焦らず、確実に一歩ずつ積み上げていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。







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