📌 目次
はじめに
こんにちは、Burdonです。
今回は2025年の年末調整の変更点と注意点について徹底解説します。特に基礎控除・給与所得控除の改正や不要控除・配偶者控除の所得要件緩和、さらに新設された特定親族特別控除まで、最新の節税対策と書類記入の具体的なコツを整理していきます。今年から初めて該当する方や、書類記入に迷っている方もぜひ参考にしてください。
年末調整とは何か
年末調整は会社員やパートタイマーの方が1年間に支払う所得税を、実際の所得や控除内容に合わせて精算するための手続きです。
毎月の給与からはあらかじめ所得税が引かれていますが、その金額は目安でしかありません。年末調整を通じて正確な所得や家族構成、保険加入状況などを反映し、払いすぎた税金があれば取り戻す仕組みとなっています。これは会社員にとって合法的に税金を減らせる数少ない手段であり、面倒だからといって疎かにするのは非常にもったいないポイントです。
控除には配偶者控除、不要控除、生命保険料控除、地震保険料控除、社会保険料控除などがあり、これらをしっかり申告することで課税所得を減らし、結果として税負担を軽減できます。今まで申告していなかった控除がないか、一度ご自身の状況を確認し直しましょう。
2025年の主な変更点
今年の年末調整には複数の大きな変更点が盛り込まれています。主に次の3点です。
基礎控除・給与所得控除の引き上げ
従来は一律48万円だった基礎控除が、所得に応じて最大95万円まで段階的に引き上げられました(合計所得132万円以下の場合)。2025年は58万円までアップし、低所得者ほど控除額が手厚くなります。
また給与所得控除も最大65万円に引き上げ。アルバイトやパートで103万円の壁と呼ばれていたラインも160万円に拡大し、特に家計を助ける改正です。これにより多くの方が前年よりも税金を減らせる可能性があります。
不要控除・配偶者控除の所得要件緩和
基礎控除・給与所得控除の引き上げに合わせて、不要控除・配偶者控除の所得要件も緩和されました。
これまで48万円以下だった不要親族や配偶者の所得要件が58万円以下へ変更。給与収入ベースで見ると123万円以下まで対象範囲が広がりました。配偶者やご家族の年収が少し増えても控除の対象になるケースが増えています。
ただし、不要控除・配偶者控除の対象となるライン(123万円)と税金が発生するライン(160万円)は異なるため、しっかり区別して確認しましょう。
特定親族特別控除の新設
今年から特定親族特別控除が新たに設けられました。これは19歳以上23歳未満の大学生などが対象で、従来は不要から外れてしまっていた方も、合計所得金額85万円以下であれば63万円の控除が受けられるようになりました。
85万円を超えた場合も段階的に控除が縮小し、最大123万円以下まで不要控除が適用されます。お子さんがアルバイトで収入があるご家庭は、しっかり確認して申告しましょう。
年末調整書類の記入ポイント
今年度の申告書は「基礎控除申告書・配偶者控除等申告書・特定親族特別控除申告書・所得金額調整控除申告書」が一体化されています。全員が基礎控除欄に記入し提出が必要です。
配偶者控除は配偶者の年収が一定額以下の場合のみ。特定親族特別控除は該当する19歳〜22歳のお子さんがいる場合に必ず申告しましょう。
書類は会社から配布された最新版を必ず利用し、昨年までの様式を流用しないこと。基礎控除や給与所得控除の金額も、今年の新しい金額を用いて計算してください。不要親族のカウントや合計所得金額の算出にも最新の基準を用いましょう。
実践で気をつけるべき3つの注意点
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新たに不要控除等の適用対象になるか必ず確認
今年から配偶者やお子さんが新たに控除対象になるケースも多いです。年収や所得要件を今一度確認しましょう。
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必ず最新版の申告書様式を使う
様式が改定されているため、古い書式での申告は控除漏れのリスクがあります。会社から配布された書式かを必ず確認してください。
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控除額は今年の最新基準で計算する
昨年の控除額を流用しないでください。今年から控除額が変わっていますので、正しく計算しましょう。
これらの注意点を守れば、余分な税金を払うことなく最大限の節税効果が得られます。
まとめ
- 年末調整は払いすぎた税金を取り戻す重要な手続きです
- 2025年は基礎控除・給与所得控除が大幅に引き上げ
- 不要控除・配偶者控除の所得要件緩和で多くの方が新たに対象
- 特定親族特別控除で大学生なども不要対象範囲が拡大
- 書類は必ず最新版を使用し、控除額も新基準で計算を
- 細かな改正点も実務の前に必ず確認して記入ミスを防ぐことが大切です
おわりに
今回解説した通り、年末調整は会社員にとって重要な節税のチャンスです。2025年は特に変更点が多く、不安に感じる方もいるかもしれませんが、ポイントを押さえておけば確実にお得に申告できます。私自身も毎年、家族や周囲の人の分まで細かく確認して進めています。少し手間でも、一度覚えてしまえば毎年の負担も減りますし、何より正しく申告することで無駄な税金を防げるのは大きなメリットです。
最後までお読みいただきありがとうございました。







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