📌 目次
はじめに
こんにちは、Burdonです。
今回は「2026年は暗号資産縮小の年になるのか?」というテーマで、ビットコインを中心に市場全体の動きを分析します。ビットコインが8万5000ドルの節目で攻防を続ける中、米国の雇用統計、日銀の利上げ、ETF資金流出など、さまざまな要因が市場を揺さぶっています。この記事では、それらの要因を整理し、これからの戦略を考察します。
現在の市場状況
ビットコインは現在約8万6300ドル付近で推移。ここを割り込むと7万ドル台への急落リスクが高まると見られています。全体的に暗号資産市場は反発の兆しがあるものの、上値は依然として重く、買いの勢いが戻っていません。
一方で、イーサリアムは45万円台を維持しているものの動意は薄く、市場全体としては調整局面が続いています。
米国経済指標と今後の見通し
雇用統計と金利政策
11月の非農業部門雇用者数は6万4000人増と市場予想並みでしたが、失業率は4.6%に上昇し、労働市場の冷え込みが明らかになりました。これにより、FRBの利下げは正当化される流れになっています。
ただし、今後の焦点は来年1月の雇用統計です。労働市場がさらに悪化すれば、利下げの効果が遅れ、リスク資産全体への投資マインドが弱まる可能性があります。
インフレとCPI動向
物価上昇率(CPI)は落ち着きを見せていますが、依然としてFRBの注視対象です。平均時給の伸びも鈍化しており、インフレ懸念は和らぎつつあります。今後のCPI結果次第では、さらなる利下げ期待が高まり、短期的な価格変動を引き起こす可能性もあります。
ETF流出と機関投資家の動向
現物ETFからの資金流出が再び拡大しており、機関投資家の需要が鈍化しています。この影響で、年末までにビットコインが10万ドルを回復するシナリオは難しいと見られています。
2024年の上昇は機関投資家主導だったため、今後は個人投資家の資金流入が鍵となります。しかし、米国の可処分所得の伸び悩みが影響し、リスク資産への投資意欲は低下傾向にあります。
日銀の利上げと市場への影響
日本銀行の利上げが世界のリスク資産に影響を与えています。円の金利上昇により「円キャリートレードの巻き戻し」が起き、リスク資産からの資金引き上げが進む可能性があります。
これまで円を借りてドルや株式市場に投資していた資金が逆流することで、暗号資産市場も流動性を失うリスクがあります。特に日銀の金利目標が0.75%に引き上げられる見通しで、短期的なボラティリティ(価格変動)が高まることが予想されます。
2026年に向けた暗号資産市場の展望
ビットワイズなどの市場関係者は、2026年にビットコインが過去最高値を更新すると予測しています。過去の4年サイクルと異なり、今回は利下げ局面での相場となるため、下落局面入りの可能性は低いという見方もあります。
また、トランプ政権下での政策動向も重要です。暗号資産を支持する人材がFRB議長候補として浮上しており、規制環境が緩和されれば市場は再び活気を取り戻す可能性があります。
ただし、現物ETFからの資金流出が続く間は、短期的には慎重な姿勢が求められます。長期的な視点での分散投資と積立戦略が今後も有効といえるでしょう。
まとめ
- ビットコインは8万5000ドル付近の攻防が鍵
- 米国雇用市場の悪化で利下げ正当化が進む
- ETF流出で機関投資家の勢いは減速
- 日銀利上げで世界的リスク資産に売り圧力
- 2026年はAI・規制緩和による回復シナリオも
おわりに
暗号資産市場は確かに調整局面にありますが、それは終わりではありません。むしろ、過熱した相場が一旦リセットされ、次の上昇に備える期間とも言えます。
私自身、短期的な価格よりも政策・技術・規制環境の三位一体の動きに注目しています。長期的な資産形成を目指すなら、この冬をどう乗り越えるかが重要です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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