📌 目次
はじめに
こんにちは、Burdonです。
今回は資産運用で失敗する人が陥る超危険な罠銘柄について解説します。S&P500やオルカンなど人気の投資信託を積み立てている方でも、実はその中に「罠」が潜んでいるケースがあります。この記事では、その正体と避けるべきポイントを具体的に紹介していきます。
なぜ多くの人が罠銘柄を買ってしまうのか
多くの人が罠銘柄を購入してしまうのは、知識不足ではなく心理的・構造的な要因が大きいです。主な理由は以下の3つです。
- メリットだけを強調する宣伝:銀行や証券会社の営業トークに「毎月お金が入る」「人気ランキング上位」などの言葉が並び、デメリットを冷静に見逃してしまう。
- 同じ名前に惑わされる:「S&P500」と書いてあっても、中身の構成やコストが全く異なるケースが多い。
- みんなが買っている安心感:人気があるから大丈夫、という同調バイアスにより判断を誤ってしまう。
避けるべき5つの罠銘柄
毎月分配型投資信託
毎月分配型は「不労所得が得られる」と勘違いされがちですが、実際には元本を取り崩しているだけの場合が多いです。これでは複利が働かず、資産が減り続ける仕組みになります。長期の資産形成を目指すなら、分配型ではなく再投資型を選ぶべきです。
高コスト投資信託
信託報酬が1%を超えるような高コストファンドは、長期で見ると手数料が利益を食いつぶします。特にアクティブファンドはプロが運用する安心感で買われがちですが、低コストインデックスファンド(例:eMAXIS Slimシリーズ)の方が長期では圧倒的に有利です。
レバレッジ型ファンド
短期的には利益が出やすいものの、暴落時にはマイナス60%以上の損失も珍しくありません。上昇相場が続かない限り、レバレッジ型は長期投資に向きません。安定した資産形成を狙う方は手を出さないのが賢明です。
退職金専用ファンド
一括投資が前提で、分散も効かず手数料も高いのが特徴です。さらに多くは元本を毎月取り崩す仕組みで、老後資金が急激に減るリスクがあります。退職金は「守るお金」であり、分割して安全資産と併用するのが理想です。
ブランド株
有名企業=安全という思い込みは危険です。実際、知名度の高い企業でも業績悪化や不祥事で株価が半減することは珍しくありません。投資判断はブランドではなく業績・財務データ・成長性に基づくべきです。
罠を避けて資産を増やすためのポイント
罠銘柄を避けるための最もシンプルな原則は、複利を妨げない投資を選ぶことです。具体的には以下のポイントを意識しましょう。
- 低コストインデックスファンドを選ぶ(例:eMAXIS Slimシリーズ)
- 毎月分配型やレバレッジ型を避ける
- 投資目的を明確にし、長期目線を持つ
- 営業トークよりもデータと仕組みを重視する
地味なようでいて、この「守りの投資」こそが長期的に最強の戦略です。
まとめ
- 「毎月分配型」や「高コストファンド」は複利を止める要因
- 「レバレッジ型」「退職金専用ファンド」は長期投資に不向き
- 「ブランド株」は知名度より業績で判断する
- 低コスト・長期・分散を意識した投資こそが資産形成の王道
おわりに
今回解説したように、罠銘柄を避けるだけで資産形成のスピードは大きく変わります。私は「守りの姿勢こそが最強の攻め」だと考えています。手堅く、着実に資産を育てていくことが最終的な成功につながります。
最後までお読みいただきありがとうございました。






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