📌 目次
はじめに
こんにちは、Burdonです。
今回は世界的なリスクオフによりビットコインが急落した背景と、今後の市場展望について解説します。トランプ政権の地政学的な動き、米国株の下落、そして日本の金融政策が複雑に絡み合い、市場全体が不安定な状況にあります。この記事では、その全体像を私の視点で整理し、今後の戦略を考えていきます。
ビットコイン急落の背景
ビットコインは一時8万7000ドルまで急落し、短期的な強気トレンドが崩れました。この下落は単なる調整ではなく、複数のマクロ要因が重なった結果です。
トランプ政権とグリーンランド問題
今回の市場混乱の発端の一つがトランプ政権によるグリーンランド問題です。米国が強硬姿勢を見せ、欧州諸国との対立が深まっています。この問題をめぐり、軍事的緊張が高まり「欧州売り・米国売り」という連鎖が発生。結果として世界のリスク資産が一斉に下落しました。
トランプ氏は「もう後戻りはしない」と発言しており、地政学リスクが一段と高まる展開となっています。
米国株の下落と世界的リスクオフ
アメリカの株式市場ではナスダックが2%以上下落。これにより恐怖指数(VIX)が昨年11月以来の高水準に急上昇しました。歴史的にVIX上昇時にはビットコインも売られる傾向があり、今回も同様の動きが見られました。
また、PCデフレーターの発表を控えた市場心理の悪化も重なり、リスク資産から資金が一気に逃避した形です。
日本国債の混乱と円キャリートレードの逆流
もう一つ見逃せないのが日本の長期金利上昇です。国債が売られ、金利が急騰。これにより円キャリートレード(円を売ってドルなどを買う取引)の逆流が起きる懸念が広がっています。
この動きは世界的な資金引き上げを誘発し、結果としてビットコインや株式市場にも下押し圧力をかけています。円という通貨が「世界最大の資金供給源」であるだけに、この逆流は軽視できません。
ビットコインのテクニカル分析と今後の値動き
重要サポートラインと下値目標
ビットコインは日足で大陰線をつけ、主要移動平均線を下抜けました。テクニカル的には8万5000ドル付近が次の重要サポートラインとなります。ここを割り込むと、一時的に7万ドル台までの調整も視野に入ります。
一方で、9万2000ドルを上抜けることができれば、ショート勢の巻き戻し(ショートスクイーズ)が発生し、再び反発に転じる可能性もあります。
RSIのダイバージェンスが示す転換点
週足のRSIを見ると、明確なダイバージェンス(価格上昇に対してRSIが低下)が確認できます。過去の2021年、2017年の相場でも同様の現象後にRSIが30を割り込んで底打ちとなりました。
現在のRSIは約41付近。まだ売られすぎとは言えませんが、あと一段の下落が生じれば「中期的な買い場」が到来する可能性があります。
主要暗号資産とゴールド・為替の動向
イーサリアムは2900ドル台まで下落し、直近サポートを割り込みました。戻り売り圧力が強く、反発しても3200ドルを超えるまでは慎重な姿勢が必要です。
ソラナは125ドル前後で下げ止まりを見せており、過去のサポートゾーンが再び意識されています。ここから反発できれば中期トレンドの転換もあり得ます。
一方でゴールドは4860ドルと急騰。安全資産への資金流入が加速しており、5000ドルの大台突破も時間の問題と見られます。ドル円は158円台で推移しており、依然として円安ドル高基調が続いています。
今後の投資戦略とチャンスの見極め
現状はリスクオフ環境が続く中で、焦って短期トレードに走るよりも長期的な現物積立戦略が有効です。価格が下落する局面は、将来的な上昇のためのチャンスと捉えるべきです。
特に7万〜8万ドルのゾーンは、中長期の買い増しポイントになり得ます。ETF流入や機関投資家の保有拡大が続く限り、構造的な上昇基調は崩れないと考えています。
まとめ
- 世界的なリスクオフが進み、ビットコインは8万ドル台に急落
- グリーンランド問題や米欧対立が市場不安を拡大
- 日本国債の混乱による円キャリートレード逆流も要注意
- RSIやテクニカル指標からはもう一段の下落余地が残る
- ただし長期的には買い増しチャンスの局面とも言える
おわりに
世界的に不確実性が高まり、短期的には厳しい相場が続いています。しかし、こうした時こそ冷静に市場を見つめ、チャンスを拾う姿勢が大切です。
私はこの下落を「恐れる」よりも、「仕込む」期間として捉えています。焦らず戦略的に行動し、2026年後半に向けた上昇に備えたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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