📌 目次
はじめに
こんにちは、Burdonです。
今回はFANG+指数が不調な理由と、ハイテク株の主役交代が起きている構造変化について解説します。S&P500が最高値を更新する一方で、FANG+が冴えない動きを見せている背景を整理し、今後の戦略を考えていきます。
FANG+の現状と不調の要因
ここ3ヶ月間で、S&P500や日経平均、オルカンなど主要指数は軒並み上昇しています。一方、FANG+はわずか+1%にとどまり、12月には一時マイナス圏に沈む局面もありました。この乖離が「なぜ起きているのか」が今回の焦点です。
Netflixが与える影響
FANG+を最も引き下げたのがNetflixの株価下落です。直近で-25%の下落を記録し、利益予想の下振れやワーナーブラザーズとの訴訟問題が投資家心理を冷やしました。FANG+は構成銘柄が10社に均等配分されているため、1社の下落が指数全体に直撃します。
新規銘柄パランティアの動向
新たにFANG+に加わったパランティアも期待外れの動きとなりました。AI関連株として注目を集めたものの、爆発的な上昇には至らず、指数全体の押し上げには貢献していません。結果として、旧来の強者銘柄が下落し、新顔が育ち切らない「構造的な過渡期」にあるといえます。
AI市場における主役交代の構造
今、AI市場では「AIを作る企業」から「AIで稼ぐ企業」への資金移動が進んでいます。NVIDIAやBroadcomのような開発型企業から、AIを実装し運用するインフラ企業、データ処理・供給体制を担う企業へと関心が移行しているのです。
この動きの中で、FANG+に含まれるような成熟大企業は新しい成長の波を取り込みづらく、結果として市場の主役交代の波に乗り遅れています。
FANG+は終わりではない理由
結論から言うと、FANG+の時代は終わりではありません。なぜなら、指数を構成する企業群は私たちの生活インフラに深く根ざしているからです。Google、Apple、Amazon、Netflix、Microsoft…。これらの企業なしに日常生活は成立しません。
また、AI需要の拡大はFANG+企業の中核ビジネスをさらに強化しています。NVIDIAやMicrosoftはAI関連事業の収益性を高めており、一時的な停滞はむしろ次の上昇への「助走」に過ぎないともいえます。
FANG+投資の適性と戦略
コア・サテライト戦略の考え方
FANG+はハイリスク・ハイリターン型のファンドです。したがって、オルカンやS&P500をコアとして安定資産に据え、その上でサテライトとしてFANG+を2〜3割程度組み込むのが理想的です。
リスク許容度と保有バランス
短期的な値動きに一喜一憂してしまう方にはFANG+は不向きです。長期視点で構造変化を楽しめる方、下落局面でも冷静に保有を続けられる方にこそ向いています。
まとめ
- FANG+不調の最大要因はNetflixなど一部銘柄の下落
- AI市場の主役交代により資金の流れが変化している
- FANG+は生活インフラ企業群として依然強固な地位を維持
- 投資はコア・サテライト戦略でリスク分散が鍵
- 短期ではなく長期での成長ストーリーを描くべき
おわりに
今回の内容からも分かる通り、FANG+の不調は一時的な現象であり、根本的な構造崩壊ではありません。むしろ新しいテクノロジーの波に乗る準備期間と見ることができます。
私自身も、短期の値動きに惑わされず、長期で「テクノロジーの本質的成長」に投資していきたいと考えています。最後までお読みいただきありがとうございました。






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