📌 目次
はじめに
こんにちは、Burdonです。
今回はビットコインやゴールドの急落が同時発生した背景と、そこから見えてくる今後の相場の展望について解説します。週末の急落で市場は動揺していますが、感情的に反応せずに「何が起きているのか」を冷静に読み解くことが大切です。
相場急落の背景と要因
今回の急落は単なる暗号資産市場の問題ではなく、マクロ経済全体の変化と地政学的要因が複雑に絡み合った結果です。
FRB人事と金利観測の変化
市場が大きく反応したのは、トランプ大統領がFRB議長候補としてケビン・ウォーシュ氏を指名したという報道です。ウォーシュ氏は「高金利を維持するタカ派的立場」として知られ、利下げ期待が一気に後退しました。
これにより、米国債・株式・ゴールド・暗号資産が同時に売られる「リスク資産全体の巻き戻し」が起きたと見られます。
中東情勢と地政学リスク
さらに、アメリカによるイランへの武力行使の可能性が浮上。両国間の緊張が高まり、エネルギー市場や貴金属市場に波及しました。これにより、リスク回避の流れが強まりましたが、同時にゴールドも売られる異常事態となっています。
通常であればリスクオフ時に買われる金まで売られるのは、流動性を確保するための「現金化圧力」が広範囲で発生しているサインです。
ETF資金流出と機関投資家の動向
ビットコイン現物ETFからの資金流出が続いており、ブラックロックのIBIT(iShares Bitcoin Trust)の平均取得価格を下回る水準に突入しました。
この結果、ETF投資家の多くが含み損状態となり、資金流出が加速。機関投資家が支えていた買い需要が急速に冷え込んでいます。
主要資産のテクニカル分析
ビットコインの重要ラインと下値目処
現在のビットコイン価格は7万5000ドル前後。8万5000ドルの上値抵抗を突破できず、短期的な下落トレンドに入っています。
テクニカル的には7万ドル前後が最終的なサポートラインと見られ、この水準を割り込むと6万9000ドルまでの調整も視野に入ります。中長期の上昇トレンドは維持していますが、目先は買い急がず「耐える局面」と言えるでしょう。
イーサリアムとアルトコインの展望
イーサリアムは2100ドル付近が意識されるサポートラインです。RSIは売られすぎ水準にあり、短期的なリバウンドも期待できますが、2400ドルを回復できない限り、戻り売りに押される展開が続くでしょう。
アルトコイン市場は全体で70%以上の下落。今後はETF承認済みや実用性の高い銘柄に資金が集中し、草コインやミームコインの淘汰が加速する見通しです。
ゴールドの急落と市場連動性
ゴールドは5500ドルから一時4470ドルまで急落し、1000ドル幅の暴落となりました。これは過去にもほとんど例のない規模です。
主要サポートは4200〜4300ドル付近。このラインで反発が見られるかが、金融市場全体のセンチメント転換を見極める鍵になるでしょう。
今後の戦略と注目ポイント
ここからの市場では、短期トレードよりも防御的な資産運用が重要です。以下の3点を特に意識してください。
- 7万ドル付近までは買いを控え、反発確認後に参入する
- ETF資金流出の動向を注視し、機関の買戻しが見られるまで待機
- 中東リスクやFRB人事など、マクロ要因の不確実性を最優先に考慮する
また、長期的には2024年後半〜2025年初頭にかけて再び流動性が戻る局面が想定されるため、今は現金比率を高めつつ、底値での買い準備を進めることをおすすめします。
まとめ
- 今回の急落はFRB人事・地政学リスク・ETF資金流出が重なった結果
- ビットコインは7万ドル前後が重要な下値サポート
- イーサリアムは2100ドル付近で底固めを模索中
- ゴールドの急落は「流動性危機」の兆候として要警戒
- 短期売買ではなく、データと冷静な判断による中期戦略が求められる
おわりに
市場が大きく揺れるときほど、焦らず冷静であることが投資家の力を試す瞬間です。私は今回の急落を「リスク管理を見直す好機」と捉えています。
相場はいつも循環します。悲観が極まるときこそ、次のチャンスが生まれるものです。引き続き冷静な分析を心がけていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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