📌 目次
はじめに
こんにちは、Burdonです。
今回は円高局面でもS&P500やオール・カントリーを買い続けるべき理由について解説します。為替が大きく動くと資産評価額が下がり、不安を感じる方も多いと思いますが、長期の資産形成において本当に重要な視点は別のところにあります。本記事では、円高の正体と長期投資の本質を整理しながら、成功者が共通して実践している考え方をお伝えします。
急激な円高はなぜ起きたのか
為替介入とレートチェックの仕組み
直近で起きた急激な円高は、市場の自然な流れというよりも、政府・日銀による為替介入を警戒した動きがきっかけです。為替市場では、いきなり実弾介入を行うのではなく、まず口先介入、次にレートチェックという段階を踏んで市場を牽制します。
レートチェックとは、日銀が金融機関に現在の為替レートを確認する行為です。実際の売買は伴いませんが、市場では「次は本格介入が来るかもしれない」というサインとして受け取られます。その結果、投資家が一斉に円を買い戻し、短期間で円高が進行しました。
今回の円高は短期的な動き
数日で7円近く動く為替変動は、主要通貨としては非常に珍しい動きです。ただし重要なのは、これは中長期のトレンドが変わったことを意味しないという点です。評価額が急落したように見えても、それは為替による一時的な錯覚に過ぎません。
中長期で円安圧力が続く構造的理由
デジタル赤字という見えない円売り
日本は構造的に円安になりやすい要因を抱えています。その代表例がデジタル赤字です。日常的に利用している海外のデジタルサービスの利用料は、最終的に円を売って外貨を買う形になります。
この支出は年間で数兆円規模に達しており、景気に関係なく継続的に発生します。つまり、意識しなくても日本全体で円売りが続いている状態なのです。
新NISAによる海外投資の影響
もう一つの要因が新NISAを通じた海外資産への積立投資です。S&P500やオール・カントリーを購入する際、金融機関は円を売って外貨を買います。これも中長期的な円安圧力として積み上がっていきます。
将来に向けて積立を続ける限り、この流れは止まりません。短期的な円高があっても、構造的な要因は変わらないという点が重要です。
円高でも投資を続けるべき3つの理由
株式の成長力は為替を上回る
長期で見れば、為替は一定のレンジ内を行き来しますが、株式市場は成長し続けてきた歴史があります。仮に超円安の局面で投資を始めたとしても、株価そのものの成長が為替差損を大きく上回ってきました。
重要なのは、今が円高か円安かではなく、どれだけ長く市場に居続けられるかです。
為替は誰にも読めない
為替はプロでも正確に予測できません。金利、政策、地政学リスク、要人発言など、無数の要因が絡み合って動きます。為替を読もうとする行為そのものが、長期投資では最もリスクの高い判断になります。
稲妻が輝く瞬間を逃さない
株式市場のリターンの大部分は、年に数日の急騰局面で生まれます。市場から離れていると、この稲妻が輝く瞬間を確実に逃します。恐怖が広がっている時こそ、相場は大きく反発します。
唯一の対策は、常に市場に居続けることです。
まとめ
- 急激な円高は短期的な要因によるもの
- デジタル赤字と新NISAが構造的な円安圧力を生む
- 長期では株式の成長力が為替を上回る
- 為替予測は不可能であり考える意味がない
- 市場に居続けることが最大のリスク管理
おわりに
円高になると不安になる気持ちは自然ですが、長期の資産形成では感情を切り離すことが何より大切だと改めて感じています。私自身も、淡々と積み上げることだけを意識しています。
短期の変動に振り回されず、時間を味方につける。その姿勢こそが、将来大きな差を生むと確信しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。






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