📌目次
はじめに
こんにちは、Burdonです。
今回は定期預金をするくらいなら個人向け国債の方が合理的である理由について解説します。絶対に元本を減らしたくないという方にとって、どちらが有利なのかを金利・安全性・流動性の観点から整理していきます。
なお、本記事は「お金を積極的に増やすための投資」ではなく、あくまで資産を守る選択肢としての比較です。その前提で読み進めてください。
個人向け国債とは何か
個人向け国債は、日本国が発行する債券です。つまり、国にお金を貸し、その見返りとして利息を受け取る仕組みです。元本は国が保証するため、安全性が極めて高い金融商品といえます。
固定3・固定5・変動10の違い
個人向け国債には主に3種類あります。
・固定3年
・固定5年
・変動10年
固定型は購入時の金利が満期まで変わりません。一方、変動10年は市場金利に連動して受け取る利息が変わります。
なぜ変動10を選ぶべきか
現在の日本は長年の低金利から脱却しつつある局面です。金利が上昇する可能性がある環境で、低い金利を固定してしまうのは合理的とは言えません。
金利が上がる局面では変動型が有利です。固定型を選ぶ合理的なタイミングは「今が金利のピークだ」と明確に判断できる場合のみですが、その判断は非常に難しいのが現実です。
したがって、基本戦略としては変動10年を軸に考えるのが自然だと私は考えています。
定期預金との徹底比較
金利の違い
一般的な定期預金の金利は年0.1%前後です。一方、個人向け国債はおおよそ0.5〜0.6%程度で推移しています。
単純比較で約5倍の差があります。どちらも安全性重視の商品であるにもかかわらず、ここまで差があるのは見逃せません。
元本保証と安全性
定期預金はペイオフ制度により、1金融機関あたり元本1,000万円まで保護されます。
個人向け国債は日本国が発行主体であり、国が破綻しない限り元本は保証されます。安全性の観点では、どちらも極めて高い水準です。
つまり、安全性はほぼ同等でありながら、金利では国債が優位という構図になります。
中途解約と流動性
個人向け国債は購入後1年間は解約できませんが、それ以降はいつでも解約可能です。元本割れは基本的に発生しません。
解約時には直前に受け取った利息の一部を返還するだけです。元本が削られるわけではありません。
実質的に流動性は高く、1年定期預金と大きな差はありません。
金利環境と今後の見通し
日本は長らくゼロ金利・マイナス金利政策が続いてきました。しかし現在は金利正常化の方向へ動いています。
金利には「山」と「谷」があります。今は歴史的に見ても低い水準からの回復局面です。この環境下で固定金利を選ぶ合理性は低いと考えます。
だからこそ、金利上昇に追随できる変動型を選ぶ意味があるのです。
なぜ国債の方が金利が高いのか
ここが本質です。銀行は集めた預金を国債などで運用しています。つまり、銀行自身が国債から利息を受け取っているのです。
もし銀行が受け取る国債利回りよりも高い金利を預金者に支払えば、ビジネスとして成立しません。
構造上、国債金利 > 預金金利 になるのは当然なのです。だからこそ、同じ「元本を守る目的」であれば、発行元である国から直接受け取る方が合理的だといえます。
まとめ
- 個人向け国債は国が発行する安全性の高い金融商品
- 固定よりも変動10年が合理的
- 金利は定期預金より大幅に高い
- 元本保証水準はほぼ同等
- 構造的に国債の方が有利になりやすい
おわりに
私は、どうしても元本を減らしたくない資金であれば、定期預金よりも個人向け国債を優先的に検討すべきだと考えています。
もちろん積極的に資産を増やすための手段ではありませんが、「守る資金」の置き場としては合理性が高い選択肢です。
資産形成は攻めと守りのバランスが重要です。ぜひご自身の資金の性質に合わせて判断してください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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