📌目次
はじめに
こんにちは、Burdonです。
今回は米国株と日経平均の最新動向を踏まえたリバランス戦略の本質について解説します。長期投資では「ガチホでOK」「画面を見なくていい」とよく言われますが、私はそれを半分正解、半分不正解だと考えています。その理由を具体例とともに整理していきます。
米国株と日経平均の最新動向
日経平均の上昇
2月初旬からの約2週間で、日経平均は約9.8%上昇しました。短期間でここまで上昇するのは決して小さな変化ではありません。
これまで米国市場が世界を牽引し、日本株はその流れに連動する展開が多く見られました。しかし今回は、日本株が相対的に強い動きを見せています。
米国株の調整
一方で、S&P500は同期間で約1.7%の下落となりました。大きな暴落ではありませんが、日経平均との明暗が分かれる形となっています。
このように地域ごとの値動きが分かれる局面では、ポートフォリオのバランスが自然と崩れていきます。
リバランスが必要な理由
知らぬ間に変わるリスク
投資を始める際、多くの人は無意識のうちにリスク許容度を考えています。しかし市場が変動すると、そのリスク配分は自然に変わってしまいます。
例えば日本株と米国株を50%ずつ保有していた場合、日本株だけが大きく上昇すれば、日本株の比率が高まり、結果として想定以上のカントリーリスクを取っている状態になります。
放置していると、ある日大きな調整が起きた際に資産全体が想定以上のダメージを受ける可能性があります。
具体例で見るポートフォリオの変化
仮に5000万円を日本株2500万円、米国株2500万円でスタートしたとします。
日経平均が約10%上昇し、米国株が小幅下落すると、日本株は約2745万円、米国株は約2457万円となります。割合は約53%対47%です。
金額は増えていても、リスク構造は変化しています。この状態を再び50%対50%に戻す作業がリバランスです。
リバランスの基準と実践方法
乖離率の目安
機関投資家はあらかじめ乖離率を設定し、例えば7〜8%以上ずれた場合に機械的にリバランスを行います。
個人投資家の場合は10〜15%程度を一つの目安にすると現実的です。20%以上の乖離はリスクの偏りが大きくなりすぎる可能性があります。
重要なのは、感情ではなくルールで動くことです。
ノーセルリバランスという選択肢
売却を伴うリバランスは手間も心理的負担もあります。そこで有効なのがノーセルリバランスです。
具体的には、上昇した資産の積立を一時停止し、下落した資産への積立を増やす方法です。新規資金で調整することで、自然にバランスを戻していきます。
積立投資をしている方にとっては、非常に実践しやすい方法です。
ガチホの本質と感情コントロール
「画面を見ない」「ガチホする」という考え方は、暴落時のパニック売りを防ぐためには有効です。実際、多くの投資家は下落局面で売却してしまい、その後の回復を取り逃がします。
しかし、完全放置ではリスク管理ができません。本質は感情に流されず、ルールに基づいて調整することです。
リバランスは、高くなったものを売り、安くなったものを買う仕組みを自動化する合理的な方法でもあります。長期投資家にとって、極めて理にかなった行動です。
まとめ
- 日経平均は上昇、米国株は小幅調整で地域間の明暗が分かれた
- 値動きによりポートフォリオのリスク配分は自然に変化する
- 乖離率10〜15%を目安にルールでリバランスするのが有効
- ノーセルリバランスは個人投資家に実践しやすい方法
- ガチホの本質は感情を排し、合理的に管理すること
おわりに
市場は常に変化します。だからこそ、私は放置ではなく「管理された長期投資」が重要だと考えています。リバランスは地味ですが、資産形成の土台を支える重要な技術です。
これからも冷静に、そして合理的に資産と向き合っていきましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。







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