📌目次
- はじめに
- 新NISAは絶対安全ではない
- 米国株配当にかかる10%課税
- 配当受取設定ミスの落とし穴
- 満額投資が正解とは限らない理由
- 為替リスクを軽視する危険性
- 信託報酬という見えないコスト
- 海外転居で口座が使えなくなる可能性
- 相続時に非課税がリセットされる問題
- 非課税だから売らないという誤解
- オルカンは完璧ではない
- まとめ
- おわりに
はじめに
こんにちは、Burdonです。
今回は新NISAに潜む見えないリスクと落とし穴について解説します。非課税という言葉だけが一人歩きしがちですが、制度の本質を理解していないと、思わぬ損失や機会損失につながります。正しく使えば強力な制度ですが、誤解したままでは危険です。本記事では10のポイントに整理して、本質を分かりやすくお伝えします。
新NISAは絶対安全ではない
新NISAは投資商品ではなく税制の仕組みです。利益に税金がかからない制度であって、損失を防いでくれるわけではありません。株式や投資信託を買う以上、価格は下落します。100万円が80万円になる可能性も当然あります。非課税=ノーリスクではない、この原則をまず理解する必要があります。
米国株配当にかかる10%課税
新NISAでも米国株の配当には米国で10%課税されます。日本では非課税ですが、受け取る時点で既に差し引かれています。特定口座なら外国税額控除が使えますが、新NISAでは利用できません。高配当戦略を考える際は、この見えないコストを織り込む必要があります。
配当受取設定ミスの落とし穴
配当金の受取方法が株式数比例配分方式でない場合、非課税が適用されません。銀行振込設定のままだと約20%課税されます。制度を使っているつもりでも、設定一つで意味がなくなるため、必ず証券口座で確認してください。
満額投資が正解とは限らない理由
年間360万円の枠は上限であって義務ではありません。生活防衛資金を確保せずに無理して投資すれば、下落時に売却せざるを得なくなります。投資は余剰資金で行うという原則を守ることが、長期成功の鍵です。
為替リスクを軽視する危険性
オルカンやS&P500は実質的にドル資産です。株価が上昇しても円高が進めばリターンは相殺されます。為替は予測不能です。日本株や金なども含め、通貨分散を意識することが重要です。
信託報酬という見えないコスト
非課税でも手数料は発生します。信託報酬1.5%と0.1%では、20年で数百万円単位の差になります。税金よりも長期では影響が大きい場合もあります。低コスト商品を選ぶことが資産形成では極めて重要です。
海外転居で口座が使えなくなる可能性
新NISAは日本居住者向け制度です。海外転居すると新規投資ができなくなり、場合によっては売却や課税口座移管となります。将来海外勤務の可能性がある方は、証券会社の対応を確認しておくべきです。
相続時に非課税がリセットされる問題
相続時は特定口座へ移管されます。その後の値上がり益には課税されます。さらに相続税も対象です。家族と口座情報を共有し、事前に理解しておくことが重要です。
非課税だから売らないという誤解
非課税制度に縛られて、将来性のない資産を持ち続けるのは危険です。「今ゼロから投資するなら買うか?」と自問し、戦略を定期的に見直す姿勢が必要です。
オルカンは完璧ではない
オルカンは優れた商品ですが、米国依存・為替リスク・時価総額加重の偏りがあります。理解した上で保有することが大切です。盲目的な信頼は危険です。
まとめ
- 新NISAは制度でありリスクは消えない
- 米国株配当には10%課税がある
- 受取設定ミスで課税される可能性
- 満額投資より継続が重要
- 為替・手数料・相続など見えないリスクを理解する
おわりに
新NISAは正しく使えば強力な味方になりますが、理解不足のままでは落とし穴も多い制度です。私自身も制度の細部まで確認しながら投資判断を行っています。焦らず、自分のリスク許容度に合った形で継続していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。






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