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【史上最高値更新】失われた30年は終わった!日本株が今後も伸びていく4つの理由と新NISA投資戦略

Burdon
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「日経平均が史上最高値を次々と更新する中、日本株は本当にこれからも伸び続けるのか」を知ることは、これからの資産形成において最も重要な視点の一つになります。

こんにちは、Burdonです。

今回は「日本株が今後も伸びていく確固たる理由と、新NISAを活用した具体的な投資戦略」について解説します。

本記事を読めば、今の日本株の強さが単なる一過性のブームではない根拠や、世界中の投資マネーが日本に集中している背景が分かります。さらに、初心者が迷いがちなTOPIXと日経平均の違いや、長期で資産を築くための適切なポートフォリオの組み方までを網羅的に理解できるはずです。

史上最高値を更新し続ける日本株の現在地と「バブルとの違い」

近年、日本株は目覚ましい躍進を遂げています。2026年に入ってからもその勢いは止まらず、日経平均株価は一時6万6,000円台を突破するという歴史的な上昇を見せました。年初からのリターンを見ても、プラス25%を超えるという驚異的な数値を記録しています。かつての「日本株はオワコン」と呼ばれた時代を知る人からすれば、信じられないような光景かもしれません。

しかし、このような急激な株高を目の当たりにすると、「これは1989年のバブル経済の再来ではないか?」「今から投資しても高値掴みになるだけではないか?」と不安に感じる方も多いはずです。そこで、まずは1989年のバブル絶頂期と現在の日本株の実力を、データに基づいて比較してみましょう。

比較項目 1989年(バブル期) 現在(2026年水準)
日経平均株価 3万8,915円 6万5,000円超
PER(株価収益率) 約60倍(超割高) 約17〜18倍(適正水準)
EPS(1株当たり利益) 実力に見合わない過剰な期待 約3,500円(稼ぐ力の大幅向上)

この表から分かる通り、1989年のバブル期はPER(株価が企業の利益の何倍まで買われているかを示す指標)が約60倍にまで膨れ上がっていました。つまり、企業の実力を伴わない「単なる期待や投機」だけで株価が吊り上げられていた状態です。一方、現在はPERが17〜18倍程度と、世界的な標準から見ても極めて健全な水準に収まっています。

さらに注目すべきはEPS(1株当たり利益)です。2014年頃は2,500円程度だったEPSが、今では3,500円水準にまで劇的に伸びています。つまり、いまの日本株の上昇はバブルのような「幻」ではなく、「日本企業が実際に稼ぐ力を身につけた結果」として株価が押し上げられているという事実があります。だからこそ、今からでも日本株への投資を検討することは決して遅くないと言えるのです。

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「今の株価は高すぎる」と敬遠する声もありますが、企業の実力を示す指標を見れば、決して割高ではないことがデータから明らかです。本質的な成長を見極めましょう。

成長理由①:30年続いたデフレからの脱却と「インフレの好循環」

日本株が今後も成長を続ける根底にある最大の理由は、約30年間にわたって日本経済を苦しめてきた「デフレ(物価の下落)」からの明確な脱却です。1990年代から2020年代前半にかけて、日本ではモノやサービスの値段が上がりませんでした。物価が上がらないため、企業は利益を出せず、結果として私たちの賃金も上がらないという「負のスパイラル」が長らく続いていたのです。

しかし、現在その常識は180度ひっくり返っています。消費者物価指数(CPI)は持続的に上昇基調にあり、モノの値段が上がる「インフレ」の時代へと突入しました。物価と並んで重要なのが「賃金」の動きですが、2026年の春闘(労働組合と経営側の賃金交渉)では、平均賃上げ率が5.45%という歴史的な高水準を記録しました。30年間ほとんど上がらなかった賃金が、ついに本格的に動き始めたのです。

この変化は、株式市場にとって極めて強力な追い風となります。企業はコスト上昇分を「価格転嫁(値上げ)」できるようになり、しっかりと利益を確保できる体質に変わりました。利益が増えれば、さらなる「賃上げ」や「設備投資」にお金を回すことができます。消費者の手取りが増えれば消費が活発になり、企業はさらに成長できる。この「インフレの好循環」こそが、日本株の長期的な成長を支える最強のエンジンとなっているのです。

成長理由②:5期連続の最高益更新と「稼ぐ力」への転換

インフレ経済への転換と並行して、日本企業自身のビジネスモデルも大きく進化しています。その証拠として、上場企業の純利益は2026年3月期において、5期連続となる過去最高を更新しました。当初は減益が予想されていたにもかかわらず、蓋を開けてみれば大幅な増益を叩き出したことは、日本企業が構造的に強くなっている何よりの証拠です。

この躍進を牽引しているのが、世界的なAI(人工知能)と半導体需要の爆発的な高まりです。AI開発には高性能な半導体が不可欠ですが、その半導体を作るための「製造装置」や「検査装置」の分野で、東京エレクトロンやアドバンテストといった日本企業は圧倒的な世界シェアを持っています。データセンターやAIインフラへの投資が世界中で加速する中、日本企業はその恩恵を直接享受しているのです。

さらに見逃せないのが、日本企業の「体質変化」です。デフレ時代はひたすらコストを削る「守りの経営」でしたが、今は不採算事業を売却し、収益性の高い事業に資本を集中させる「攻めの経営」へとシフトしています。価格転嫁の成功と相まって利益率が大幅に改善しており、これがEPS(1株当たり利益)の劇的な向上に直結しているというわけです。

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これまでの日本企業は「内部留保」を貯め込む守りの姿勢でしたが、今は積極的に利益を追求する攻めの姿勢へと大きく変貌を遂げています。

成長理由③:東証の改革による「株主還元」の劇的な強化

日本株が見直されている背景には、東京証券取引所(東証)による強力なリーダーシップが存在します。かつての日本企業は、万が一の不況に備えて利益を社内に溜め込む傾向がありました。その結果、上場企業が抱える現金の合計はなんと115兆円にも膨れ上がっていたと言われています。これに対し東証は、「資本コストや株価を意識した経営」を強く要請し、眠っている資金を株主還元や成長投資に回すよう異例のメスを入れたのです。

この東証の改革によって、企業行動は劇的に変わりました。その最たる例が「自社株買い」の急増です。自社株買いとは、企業が市場に出回っている自社の株を買い戻すことで、市場の株数を減らす行為です。これにより1株あたりの価値が向上し、株価の上昇に直結します。2025年の自社株買い総額は10.5兆円という突出した規模に達しました。

さらに、三井住友フィナンシャルグループや三菱UFJフィナンシャルグループなどのメガバンクを筆頭に、「増配(配当金を増やすこと)」を発表する企業も相次いでいます。株主から預かった資本をどれだけ効率よく利益に変えているかを示すROE(自己資本利益率)も、かつての低迷期(5〜6%)から脱し、今では欧米の先進国水準である10%前後にまで改善する見通しです。株主を軽視しないこの姿勢が、国内外からの投資を呼び込んでいます。

成長理由④:世界中から日本へ集中する「投資マネー」の脅威

日本の株式市場における売買代金の約7割は、海外の機関投資家が占めていると言われています。つまり、日本株の価格を左右しているのは、実のところ海外のプロ投資家たちなのです。そして今、彼らは記録的な規模で日本株を買い越しています。アベノミクス相場を超えるとてつもない勢いで、巨額のマネーが日本に押し寄せているのです。

株式市場だけではありません。世界を牛耳る巨大IT企業たちが、実体経済においても日本へ凄まじい額の直接投資を行っています。以下の表は、各社が日本国内のデータセンターやAIインフラなどに投じる計画額をまとめたものです。

海外巨大IT企業 日本への投資計画(データセンター等)
Amazon(アマゾン) 2023年〜2027年の5年間で約2兆2,600億円
Microsoft(マイクロソフト) 2026年〜2029年の4年間で約1兆6,000億円
Oracle(オラクル) 今後10年間で約1兆2,000億円

なぜここまで日本が選ばれるのでしょうか。一つの大きな要因は「チャイナリスクの代替先」としての位置づけです。米中対立の長期化や中国経済の不透明感から、アジア地域における投資の受け皿として、法整備が整い政治的にも安定している日本が最も安全だと判断されているのです。

さらに、1ドル160円近辺で推移する歴史的な「円安」も後押ししています。海外投資家からすれば、円安の今は日本企業の株が「バーゲンセール」のように割安に映ります。将来的に円高に振れれば為替差益も得られるため、二重のメリットがある投資先として資金が集中しているのです。

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海外のプロ投資家や巨大IT企業が、次々と日本に巨額の資金を投じています。この強力なトレンドは、私たちの資産形成においても無視できない要素です。

新NISAで日本株を取り入れる「コア・サテライト戦略」

ここまで日本株の魅力や成長性をお伝えしてきましたが、では実際に新NISAを使って日本株に投資する場合、どのような戦略を取るべきでしょうか。結論から言えば、私が推奨するのは「コア・サテライト戦略」というポートフォリオの組み方です。

コア・サテライト戦略とは、資産の中心(コア)となる部分には堅実で安定的な成長が見込める資産を置き、その周辺(サテライト)で少しリスクを取って高いリターンを狙うという投資手法です。

具体的には、資産の約7割(コア)を「S&P500」や「全世界株式(オルカン)」などの海外インデックスファンドで固め、残りの約3割(サテライト)に今回のテーマである「日本株」を組み入れるというバランスです。いくら日本株の未来が明るいとはいえ、過去数十年の実績で見れば、米国株や全世界株式の方が圧倒的に安定した右肩上がりのリターンを生み出してきました。そのため、守りの要であるコア部分は海外に任せ、サテライトで日本株の爆発的な成長力を取りに行くという姿勢が、リスクを抑えつつリターンを最大化する王道の戦略となります。

TOPIXと日経平均の違いと、おすすめの投資信託

いざ新NISAで日本株のインデックスファンドを選ぼうとすると、必ず「TOPIX(東証株価指数)」と「日経平均株価」のどちらに連動する商品を選ぶべきかという悩みに直面します。両者は日本を代表する株価指数ですが、その中身には明確な違いがあります。

特徴 TOPIX(東証株価指数) 日経平均株価
構成銘柄数 約1,700銘柄(広く分散) 225銘柄(日本を代表する大企業)
算出方法 時価総額加重平均(企業規模を重視) 株価加重平均(株価の数値を重視)
おすすめな人 市場全体に安定的に投資したい人 AI・ハイテク企業の成長を取り込みたい人

TOPIXは市場の全般的な動きを捉えるのに適しており、約1,700銘柄に広く分散されているため値動きが比較的マイルドです。一方、日経平均株価は株価の高い一部の値がさ株(特にAIや半導体関連のハイテク銘柄)の影響を強く受けるため、今のような相場では高いリターンを叩き出しやすい反面、値動きが激しくなる傾向があります。驚くべきことに、日本最大の企業であるトヨタ自動車であっても、日経平均に占める割合はわずか1%台に過ぎません。

初心者の方であれば、日本市場全体を網羅して安定運用を目指す「TOPIX」を選ぶのが無難です。具体的な投資信託としては、信託報酬(運用コスト)が年率0.143%と業界最低水準に設定されている「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」や、リターン重視であれば「eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)」を選ぶのが、手数料の観点からも最も賢明な選択と言えます。

日本株へ投資する際に絶対に知っておくべき「2つの注意点」

最後に、日本株へ投資する上で決して忘れてはならない2つの注意点についてお話しします。どんなに魅力的な市場であっても、リスク管理を怠れば思わぬ落とし穴にハマることになります。

第一の注意点は、「間接的な為替リスク」の存在です。日本株は円建てで投資するため為替リスクがないように見えますが、日経平均の上位を占めるようなグローバル企業は、海外での売上比率が非常に高いです。そのため、円安時は海外の売上が円換算で膨らんで株価が上がりやすいですが、逆に急激な「円高」に振れた場合は、売上が目減りして業績が悪化し、株価が下落するリスクをはらんでいます。見えない為替の波に株価が左右される事実は認識しておきましょう。

第二の注意点は、「日本株だけに集中投資をしてはいけない」ということです。東証の改革やインフレ転換など、日本株にはかつてないほどのポジティブな材料が揃っています。しかし、長期間のパフォーマンスを振り返れば、米国株(S&P500など)の方がはるかに高いリターンを出してきた歴史があります。日本の将来に全てを賭けるのではなく、あくまで世界全体に分散投資を行う中の一部として捉える冷静さが必要です。

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日本株の未来が明るいからといって、「資産のすべてを日本株に集中させる」ことは避けてください。投資の鉄則はあくまで「分散」であり、全体の一部として組み込む姿勢が重要です。

本記事では、長きにわたる停滞を抜け出し、新たな成長フェーズに入った日本株の魅力と戦略について深掘りしました。デフレからの脱却、企業業績の劇的な向上、東証の改革、そして世界からの投資マネーの流入など、これほどまでに好条件が重なるタイミングは歴史的にも稀です。

もちろん投資に絶対はありませんが、正しい知識を持ち、S&P500やオルカンを軸とした分散投資の中にスパイスとして日本株を組み込むことで、皆さんの資産形成はより強固なものになるはずです。ご自身の許容できるリスクの範囲内で、ぜひ前向きに検討してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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※本記事は情報提供を目的としており、特定の投資判断を推奨するものではありません。

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